1955年のアブストラクトスゴロク。
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スゴロクだけど、ダイスは使わない。
各自1,2,3の駒を持っていて、数字はその駒の移動数を表している。
で、そこかしこにライン状に繋がっているマスがあり、そこから移動を開始する場合、そのライン上にいる他の駒の数字も移動数に加えられる。
駒の後退が許されていない上に、他の駒がいるマスを通過することができない。
一本道ゾーンで他のプレイヤーの後ろに付いてしまうと、ふん詰まりになっちゃう。
そんなこんなで、自分の3つの駒をゴールさせたら勝ち。
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そして、そこに攻撃的な1つのルール。
誰かの駒がいるマスで丁度移動を終えたることが出来る場合、踏まれたコマはふりだしへ戻る。
「ふりだしへ戻る!」
かなりインパクトがあるフレーズだが、注意していれば簡単に踏まれることはない。
もし踏まれても、他プレイヤーがけん制し合っている間に追いついたりする。
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多人数アブストラクトなので、どうしてもキングメイカー問題は起こっちゃうけど、終盤には予想外の逆転劇が起こる。
1955年にこんなゲームが作られていたってことを知る為だけでもプレイする価値はある。