Skip to content →

スコヴィル

評価:6/10

スコヴィル

トウガラシを植えて交配してより辛いトウガラシを収穫して、セットコレクション。

テーマと箱絵から、色物かと思ったら意外としっかりしていた。

最初は基本となる赤、青、黄のトウガラシからスタート。

これらを隣合う畑に植えて、その間を通過することで交配された価値の高いトウガラシを獲得できる。

そうやって、場に並べられているセットを作って得点を稼いでいく。

セットを作ると、トウガラシを消費しちゃうので、そうなると誰も畑にトウガラシを植えなくなっちゃう心配があるのだが、価値の高いトウガラシを畑に植えると早いもの順で得点を得られるようになっている。

この早植え得点を狙うか、植えずにセットを狙うかっていう選択肢を生み出している。

手番順システムも面白くて、まず種植えを昇順で実行して、収穫は降順、セットコレクションはまた昇順。と逆順になっている。

ここでも、どちらを優先するかのジレンマを生み出していて悩ましい。

で、手番順の決定権は握り競り。

握ったお金は必ず消費するので、シビアっぽいが、

どっちの順番になってもどちらかのメリットがあるようになっているので、握り競りに起こりがちな脱落が起きないのも良いね。

駒がボードの穴にパコッとはまるってコンポーネントが、「それだけでしょ?」って気にさせて、逆に色物感を強めちゃってるかもね。

Published in ボードゲーム