ミステリウム
100年前に免罪で処罰された館の主人、
その霊が夢を通して真犯人を伝える。
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っていう、魅力的なテーマの協力ゲーム。
霊役のプレイヤーが1人。他のプレイヤーは霊能力者となる。
霊のみが事件に関わる「人物」「場所」「凶器」を知っている。
霊は、抽象的なイラストが描かれた「ディクシット」的カードを提示して、霊能力者達に真実を伝える。
「ディクシット」+「クルー」ってい言われてるけど、まさにそんな感じ。
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幽霊役も、霊能力者役もやってみたけど、それぞれに楽しさがある。
幽霊役だと、自分の意図しない解釈にどんどん進んでいく過程を楽しめるし、
霊能力者役だと、適当なこじつけ解釈を言い合う楽しさがある。
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間違いなく「ディクシット」からヒントを得て作られたゲームだが、
あの感覚的なプレイ感が、霊が夢を通じて意思疎通を図るっていうテーマにピッタリ!
ルール的にスッキリしない部分が若干あるが、それを補って余りある雰囲気と楽しさがある。
お見事!