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海洋公園

評価:6/10

カツカツの水族館経営。

「静言思桌游」のデビュー作(?)。

魚を購入して自分の水族館で飼育するのだが、必要な設備がシビア!

足りない設備があると、魚の体力がなくなり死んでいってしまう・・・

とは言え客を呼ぶために、生かさず殺さずの状態で魚を養っていくことになる。

同時期に話題になった「ウィングスパン」とテーマや雰囲気がソックリなのだが 、プレイ感は全くの別物!

「海洋公園」が陰 で、「ウィングスパン」が陽。

「ウィングスパン」は、ポジティブな能力が多く、何をしようが成長し続ける。

鳥たちが死ぬことは無く、ドンドン群れを大きくする。

「海洋公園」は、ネガティブな能力が多く、下手な手を打つと成長どころか衰退しかねない。

魚をギリギリまで生かして、維持できなくなったら容赦なく見捨てる!

最終的には帳尻を合わせないといけないが、過程なんて関係ない!

モラルとか関係ない!ってところが、如何にも中国っぽい。

ここまでお国柄が出るかって感じで、比較が面白い。

「海洋公園」は無駄なルールが目に付いたり、調整不足は否めない。脱落もありえる。

そんな粗いゲームなのだが、そこに優等生ゲームには無い魅力があった。

Published in ボードゲーム