ダイスゲーム「ベガス」をカードゲーム化。
ダイスロールではなくて、カードの同時出しバッティングに。
エッセン新作。
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1~6が5枚ずつ、計30枚のカードセットを各自が持つ。
これをシャッフルして、5枚手札にして1枚か2枚を同時出し。
残った手札はすべて捨て札にして、また5枚引いて1,2枚同時出し。
ってのを6ラウンド繰り返して、得点計算は「ベガス」と同じ。
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これだけなのだが、細かい調整が効いていてなかなか面白い。
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まず、自分が出したカードの総枚数が8枚以上になると、次ラウンドからカードプレイできない。
「ハゲタカ」方式なので、早めに「自分が取りに行きます」アピールをしたいのだが、2枚出しばかりしていると途中退場。
好き勝手にやられてしまう。
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あと、各数字に1枚ずつダブルカードがあって、これも良い味付けになっている。
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同じ数字のカードであれば3枚以上でも同時に出すことが出来る。
運が味方しないと使えると機会は訪れないが、うまく使うことが出来ると大逆転を狙える。
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ダイスをダイスカードにすることでダイス目が均等になり、より心理戦が強くなった。
カードゲーム化によって、よりゲーマーズゲームになるという珍しい例かも。
ルールはほぼ同じなのに、ダイス版とは違う面白さがある。