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カヴェルナ:洞窟vs洞窟

評価:6/10

二人用「カヴェルナ」。

ウヴェの2人用シリーズ新作。

場に並んでいる5枚のアクションタイルから1枚を選び取って、示されたアクションを実行。

これを交互に規定回数やるとラウンド終了。

取ったアクションタイルを元に戻したうえで、新たなアクションタイルが追加され、スタートプレイヤー交代して同じことを行う。

システム的にはアクション選択だけど、意味合い的にはワーカープレイスメントと同じ考え方。

要素を大きく削ぎ落していて、かなりライトな調整。

家畜無し。

冒険無し。

食料ノルマ無し。

洞窟の掘削がタイルの配置で表現するのではなくて、元から置かれている岩タイルの除去になっている。

除去した岩タイルは裏返して部屋タイルとして場に並べられる。

こられの部屋タイルは洞窟の空き地に配置できる。

元の「カヴェルナ」は部屋タイルが最初からズラーっと並んでいて、そこから好きなのを取るスタイル。

フェアといえばフェアだがいかんせん情報量が多過ぎた。

今回の徐々に出てくるシステムだと情報量が抑えられて初回プレイから混乱しない。グッド!

部屋の配置時に壁の存在が条件になる。

慣れてきたら、掘削の仕方や壁の配置位置から相手の狙いを読んだりできそう。

獲得した部屋は、「自分の部屋を起動」アクションで起動できる。

自分なりの部屋コンボを作っていくわけだ。

二人用なので、相手のコンボがヤバそうなら妨害って手もある。

ソロプレイ寄りのプレイ感でありながらながら、排他的アクション選択なので、インタラクションも十分。

箱庭感とインタラクションを上手く両立させている。

総じて、手堅くまとまっている。

30分ぐらいで終わるし、とても好みな重さ&長さ。

ただ、新鮮味は一切ない。

Published in ボードゲーム