元老院の派閥争い。
「クー」のメーカーのエッセン新作。
・
基本行動は「オークション」。
4枚のカードをめくって、これらを同時に競る。
競り方式は一巡競り。
手番プレイヤーの左隣から初めて、最終的に手番プレイヤーが4枚それぞれに対して、「最高ビッドプレイヤーにビッド額を払ってカードを獲得」か「最高ビッドプレイヤーからビッド額をもらってカードを譲る」のいずれかを選択。
お金のやり取りはプレイヤー間で行われるゼロサムの競りになっている。
・
そうやって集めたカードを「同色3枚」か「同じ数字3枚」で売却できる。
売却額はカードの数字合計。ただし、同色の連番3枚だと+15金のボーナスが付く。
その後、10金で1点を購入することが出来る。
・
で、このゲームの特徴となっているのが「ゆすり」。
他プレイヤーの前にあるカード1枚を指定して価格を宣言。
指定されたプレイヤーは「宣言額を手番プレイヤーに渡してカードを守る」か「宣言額を受け取ってカードを受け渡す」かを選ぶ。
カードはどっち側に行ったとしても裏向きになって以降揺すられる心配はなくなる。
行ったり来たりのウダウダが起こらないようになっているのだ。
・
手番ごとにイベントが発生。
「全員5金を失う」だったり「臨時収入」」だったり「握り競りで得点獲得」だったり。
このイベントでウォーカードが4枚めくられたらゲーム終了。
・
古臭く荒々しさを感じるシステムだけど、ドロドロネチネチが起こりにくいようにしっかり調整されている。
こういう印象は「クー」にも感じた。
これがこのメーカーのスタイルか、嫌いじゃない!