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エクスリブリス

評価:6/10

図書館の司書となって本の整理。

レネゲード新作。

自分の前に本棚を作っていくのだが、ちゃんとAからZの順番で並べないとイケナイ。

並びが違うものは裏返しになって無効に。

本棚は隣接して置いていかないといけないのだが、縦に3段まで積める。

一番下の中央あたりにUを置いて、その上にMあたり、さらに上にEあたりかな・・・と計画をたてていくわけだ。

カードソート系のゲームはよくあるけど、縦軸を入れてきたのは良いアイデアだね。

基本システムはワーカープレイスメント。

アクションエリアは固定ではなくて、毎ラウンド変わる。

ラウンド開始時にエリアタイルが数枚めくられ、それらがそのラウンドで使えるアクションエリアとなる。

アクションは様々ななのだが、基本的には本棚カードを手に入れて自分の前に配置するアクションになっている。

カードの手に入れ方が、選び取りだったり、競りだったり、交換だったり・・・と様々なのだがどれも軸足はしっかりしていて安心感はある。

こういう所がレネゲードの信頼できる所!

で、ラウンドの最後にエリアタイル1枚が以降、常に使える常設タイルとなる。

ラウンド毎に常設タイルが1枚ずつ増えていき、ドンドン選択肢は増えていく。

本の種類は6種類あって、ゲーム開始時に人気ジャンルと禁書が決まる。

人気ジャンルはマジョリティ得点、禁書は純粋にマイナス点となる。

また、プレイヤー毎に得意ジャンルがわりあてられて、それらは1冊2点なのでとにかく沢山集めれば良い。

あと、禁書を除く5種類のセット得点もあるので、平たく集めても得点になる。

ワーカープレイスメントだけど、基本的にソートとの戦いになるので、インタラクションはそれほど高くない。

いや、最初はそこそこあるけど、アクションエリアが増えて、どんどんソロプレイ寄りになっていく。

このプレイ感がソート作業とマッチしていて心地よい。

システム的な上手さは無いけど、まとめ方が上手い!

Published in ボードゲーム