全員協力でモンスターを倒す。
「ザ・ゲーム」デザイナーのニュルンベルク新作。
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カード構成は1~40のモンスターカードと1~40のアイテムカード。
これらをテーブル上に裏向きでばらまいておく。
手番ではカードを1枚引いてモンスターだったら表向きで場に置き、アイテムだったら手札に入れる。
モンスターの数字以上のアイテムを出すことで場のモンスターを倒せる。
最初に書いたようにモンスターとアイテムは全く同じカード構成なので、オーバーキルは厳禁。
が、場にモンスターがカードが6枚溜まったり、場に連番のモンスターが揃ってしまうとモンスター側が襲ってきて、強制でアイテムの使用を迫られる。
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基本的に、手番のプレイヤーしかアイテムを使えないので、他プレイヤーの手札が厳しそうなら多少無駄になっても倒す判断も必要になってくる。
意思疎通は「ザ・ゲーム」同様、具体的な数字は言えないけど・・・っていう曖昧なやつ。
この縛りが今作でも上手く効いている。
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やり始めは「めくってアイテムならラッキー、モンスターなら残念」な運ゲーかと思ったのだが・・・
遊んでいると、デザイナーの意図が見えてきて俄然面白くなってくる。
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運寄りにして遊びやすくした「ザ・ゲーム」という感じで良い!
カードを山にするんじゃなくて、散らばったところから引くっていうのも協力ゲームとして上手い演出。