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ランバージャック

Lumberjack

評価:6/10

高く積んだブロックを順番に取っていく。
アラン・ムーン作。2002年。

バランスゲームっぽい見た目だが、運要素無しの多人数アブストラクト。

手番で出来ることは3択。

1つ目は、「ブロックを取って自分の前に置く」。
ブロックはドンドン重ねて塔を作っていくのだが、各自3つまでしか塔を作れない。

2つ目は、「ブロックを取って捨てて、その色の得点計算をする」
捨てたブロックの色の塔で得点計算。
一番上のブロックがその色の塔は階層分の得点ゲット!
全員が得点計算するので、あまり積極的にしたくないが、自分が大きく得する状況を作っていきたい。

3つ目は、「自分の塔の上にこずえ(白い駒)を置く」。
こずえを置いた塔は、それ以上ブロックを置けなくなるが、得点計算で得点が倍!

クニツィアの「交易王」をアブストラクトにした感じかな。

セットアップでブロックを崩さないように組み上げるのが、とにかく大変!
プレイ中、ブロックを崩した場合もペナルティは無く「元の状態に戻してやり直す!」
このルールが逆に「崩したら他の人に申し訳ない!」って思いにさせて緊張感を生む。
今回、この緊張感が良い方向に働いて面白かったが、何か良くわからない緊張感ではある。

個人的に好きだけど、他の人には強く勧められないゲームってたまにあるけど、まさにそんな感じのゲーム。

Published in ボードゲーム