シチリアのマフィア抗争がテーマ。
「マグナストーム」デザイナーの新作。
2人 vs 2人の4人専用ゲーム。
手番システムは「マグナストーム」と同じ形式のワーカープレイスメント。
アクションのメインは、マイボード上の駒を除去することによるステータスアップと、それによって手に入るアクションタイルの盤面への配置アクション。
アクションタイルは裏向きで配置されるので、ブラフ要素も有り。
ワーカープレイスメントが終わると、盤面のアクションタイルを表にして、数字順に実行していく。
実行順が早いアクションタイル程強力になっていて、「普通、逆なんじゃない?」と思ったのだが、裏のタイルの読み合いだったり、ステータス上げるメリットの明確化だったり、もろもろの調整かも。
とにかくアクションタイルの効果が強烈で、必死に配置した駒を1枚のアクションタイルで最大18個除去できたりする・・・
これがマフィア抗争の熾烈さを表現しているのかもしれないが・・・ちょっと僕には過激すぎるか・・・
チーム戦だけど、チーム間のコミュニケーションは自由な上に、相手チームに伝える必要はない。
チーム間の言葉を使わない連携を楽しむペア戦では無くて、1人ではこなしきれない脳内処理を分配するペア戦ってことだろうか。
個人的には完全にトゥーマッチで、「うーん、このメインシステムを活かしてもっとユーロ寄りのゲームにしてくれないものか・・・あっ!久々に『マグナストーム』あそぼ!」となった。