24世紀の惑星開発。
フォイヤーラントのエッセン新作。
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手番では「資源獲得」か「資源を払って盤面に駒を配置」。
と、流れは非常にシンプルなのだが、その過程に斬新さを感じるシステムが取り入れられている。
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アクションを行う毎に、アクションボードの上の駒を上のエリアから下のエリアに移していく。
これがダッチオークションも兼ねている。
上のエリアの駒数が競り値となっていて、手番でアクションを行う代わりに競り値を支払うことで能力を得ることが出来る。
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そして、資源の価値の付け方にも新しさがある。
プレイヤーカラーと同色の資源と中立である黄色資源がある。
自分の色の資源は簡単に手に入れられ、中立の資源はそこそこ手に入りづらく、他プレイヤーの資源は最も手に入れづらい。
この価値のバラツキを上手く競りに使っていく感じか。
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テーマや盤面の様相から同社の重量級ラインかと思ったのだが、遊んでみると締まったプレイ感の90分級ゲーム。
「倉庫の街」や「リアルト橋」ぐらいのボリューム。
オリジナリティ、インタラクションも十分で非常に好みのデザイン。
昨今のゲームのような派手さは無いが、じわじわキリキリとした渋めのゲーム。
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1回のプレイではつかみ切れなかった部分だらけなので、何度かプレイして真価を見定めたい。
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エッセン新作で注目していたものは大体遊べたので、個人的なランキングを記しておこう。
1.ストリーミング
2.パンドリア
3.ドゥッベ
4.キーフロー
5.クルセイダーズ
6.スプリング・ラリー
7.マグナストーム
8.バルパライソ
9.ニュートン
10.イーストインディアマン(東印度公司)
(拡張等は除外)
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今年のエッセンを一言で表すなら「無難」。
去年の「ガイアプロジェクト」や「アズール」のような衝撃の傑作は無くて、佳作が多かった印象。
似た感じのゲームも多く、う~んという感じだったのだが、その中でも新しさがあったり、まとまりが良く感じたものを選んだ。
人それぞれの好みで評価が分かれそうなので、今年の賞予想は難しそうだ・・・