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スプリト

Splito

評価:6/10

ふたつの街の物語」をカード化したようなゲーム。
デザイナーは違う。

1~6,6色が2枚ずつのスプリトカード72枚+目標カードが37枚。
これらのカードを全てシャッフルして、各自に13枚ずつ配る。

基本ルールは「ふたつの街の物語」と同じ。
ブースタードラフトで、両隣のプレイヤー共有したエリアにカードをプレイしていく。

目標カードは「緑でマジョリティを取ると3点」「このエリアに2がなければ1点」等々、これらをエリアにプレイした上に条件を達成することで得点。

このゲームでは、左右に1枚ずつプレイするんじゃなくて、どちらかに1枚だけプレイする。
このルールによって「ずっと左にしかプレイしないプレイヤー」が現れたりして、「おいおい!こっちにもだしてくれよ!」という盛り上がりが自然と発生する。

13枚という多めの手札も上手くて、慣れると2周目まで見越したプレイングが出来そう。

最終得点は「左エリアの得点」×「右エリアの得点」。
「ふたつの街の物語」の「左右エリアの小さい方の得点」とほぼ同じ意味なのだが、今作の方がスマート。

同系統のゲームの中では一番良く出来ているんじゃないだろうか。
ノーテーマなので、そこら辺を重視する人にはダメだろうけど・・・

BGAでもプレイできるので、気になる人はそっちで遊んでみると良いだろう。

Published in ボードゲーム