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リーフエンカウンター

評価:7/10

サンゴ礁を育てて魚に食べさせる。

ライトゲームっぽいテーマだけど、難度高め。

リチャード・ブリーズ2004年。

盤面にサンゴを広げて得点化することが主目的。

サンゴは5種類。強弱関係があって、強いサンゴは弱いサンゴを侵食していく。

侵食して獲得したサンゴの利用価値は高いので、積極的に侵食していきたい。

この浸食が他プレイヤーへの攻撃になるのだが、事前の計画が必要で、「どっちでもいいけど、こっちを攻撃するか」って状況は起こりにくくなっていて、攻撃されても納得感はある。

また、サンゴの強弱関係の変更や固定も出来て、この強弱関係が最終的に、そのサンゴの価値になる。

ゲーム中は盤面形成に影響しつつ、最終的には株価操作に繋がっているわけだ。

独特なテーマと相まってシステム理解は困難を極めるが、ゲームを進めると全ての要素に意味があることがわかってくる。

完全なゲーマーズゲームだが、意外と時間はかからなかった。

こういう複雑なゲームの常として、同じレベルのプレイヤーで遊んだ方が幸せだろう。

Published in ボードゲーム