トリックテイキング+ステータストラック。
北条投了さん作。2018年。
5スート、スートごとに枚数が違って10枚~14枚。
手札10枚(5人プレイ時)で最初にマリガン(手札交換)が出来る。
メイフォローだがフォローしないデメリットが大きいので、プレイ感はほぼマストフォロー。
トリック勝者はカードの上側に書かれたボーナスを得る。
負けたプレイヤーもフォローさえしていればカード側面に書かれたボーナスを得られる。
勝利した時のボーナスはそのラウンド限りだが大きめ。
負けた時のボーナスは以降のラウンドでも有効なステータスアップだが小さめ。
カード効果表が付いていて、一瞬「うげっ!」となるのだが、カードにアイコンが付いていて慣れると見なくてもわかるようになる。
序盤は負けて永続効果を取りつつ、終盤にリードを取ってリードカラーを決められるポジションに着くのがセオリーっぽい。
この辺りにトリックテイキング感を感じてワクワクはするのだが・・・
問題はアイテムカードの存在!
負けた時のボーナスで様々なアイテムカードを獲得することが出来る。
「フォローできたことにしてランク+2」「ランクを2倍」等々・・・
これによってハチャメチャ感が増して「う~ん」と思ったのだが・・・
思い返してみると、これが切り札の代わりを担ってたってことだろうか???
「こんなんトリテじゃねー!」と切り捨てられない何かを感じるゲーム。
ただ、このゲームを遊んでくれる人のレンジは異常に狭そうだ・・・