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ジャングスターズ・ジレンマ

Gangster's Dilemma

評価:5/10

禁酒法時代のギャングと警察バッティング。
サグラダ」のデザイナーコンビ。

1人が警察役、他がギャング役となる。(持ち回りで警察役は変わっていく)
ギャングは5つの場所(5人プレイ時)のいずれか1つを選択。
警察は2か所選択する。
警察とバッティングしなかったギャングはその場所のボーナスを得られて、置かれているお金も山分けで獲得。
警察とバッティングした場合はギャングが1人だけか2人以上かで処理が変わってくる。
1人だけだった場合は、問答無用で逮捕されてアイテムを奪われてしまう。
2人以上だった場合は、ギャング達は「沈黙」「暴露」「賄賂」の3択を同時選択する。
まず、「賄賂」を出したギャングは警察にアイテム(お酒)を渡して見逃してもらう(ボーナスは得られない)。
ギャングが全員「沈黙」だったら警察は何もできず、ギャングは普通にボーナスが得られる。
ギャングが全員「暴露」だったら警察は全員逮捕してしまう。
「沈黙」「暴露」が混ざった場合、「暴露」を選んだギャングだけがボーナスを得られて、「沈黙」を選んだギャングは逮捕されてしまう。

タイトルにもある通り「囚人のジレンマ」がテーマ。
ただ、少人数で遊ぶと、警察とギャング2人以上がバッティングの状況が中々発生しない。
最低でも5人は欲しい。

バッティング次第で色んなドラマは生まれて盛り上がるは盛り上がるが、心理戦のフックとなる部分が弱い気がした。
警察が1人で多人数を相手するので、誰に対して思考をめぐらせているかまで読み切ることは出来ない・・・

Published in ボードゲーム