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エコ・サークル

Eco Circle

評価:7/10

食物連鎖がテーマの紙ペンゲーム。
泰山」の台湾人デザイナー新作。
Tabletopiaでプレイ。

山からカードを1枚めくって、全員がそこに示された生物をマイシート上に描くフリップ&ライトゲーム。
生物は虎→鶏→虫→草という食物連鎖関係があって、それぞれが隣接してしまうと弱い方の生物は塗りつぶされて死骸となってしまう。
生物を書き込む際に「既存の生物」に隣接して描かなければならないので、早い段階で死骸だらけになると手詰まりになってしまう。
ただ死骸にするのは悪い事ばかりでは無くて、バクテリアの横の死骸は養分となり得点。

ゲーム終了時の得点は、
生物1つあたり1点。(ルールミスでした)
種類ごとのマジョリティ得点。
バクテリアの隣の死骸1つあたり2点。
同じ種類の生物が隣接すると発生する競争のマジョリティ失点。
全種類の生物が1つ以上あれば多様性ボーナス10点。

最終的には死骸だらけにしたいんだけど、早すぎると書き込みの選択肢が狭まってしまうジレンマ。
終盤に一気に死骸化を目指すには同じ生物を隣接して置きたいのだが、それを許さない競争失点。
書き込み位置指定による運と戦略のバランスの上手さ。

そこそこ面白い紙ペンゲームは沢山出ているけど、そこから一歩抜けた面白さがあった。
個人的にロール&ライトよりもフリップ&ライトの方が好みってだけかもしれないが・・・

Published in ボードゲーム