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アズール:サマーパビリオン

Azul: Summer Pavilion

評価:7/10

「アズール」第3段。

エッセン新作。

タイルの取り方はシリーズ通して同じ。

取ったタイルはすぐにボード上に置くんじゃなくて、いったん脇にためておいて、後で一気に置く。

「アズール」にあった、取りすぎる怖さは無くなっている。

置けなかったタイルも4枚まで持ち越せるので、とても緩い!

とにかくたくさんのタイルを取れば良い!

まぁ、ボードが埋まってくるとそうとも言ってられなくなってくるのだが・・・

得点形式は単純化されているし、色ごとの配置場所も決められている。

「アズール」にあったマニアック臭を消し去ろうとしているのが伺え、より遊びやすく、失敗せず、楽しみやすくなっている。

その分、緊張感やパズル的な深みは減っている。

軽く遊ぶなら3(今作)、しっかり遊ぶなら1(オリジナル)って感じ。

好みから言えば1>3>2。

2はコンポーネント的にもシステム的にも最下位。

「アズール」シリーズでは、マヌエル1世という人物が命じた建物を建てている。

今作の建物は、マヌエル1世の死後に完成した建物みたいなんで、これにてシリーズ完結!?

Published in ボードゲーム