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古代マヤ遺跡探検

Expedition zu den alten Mayastätten

評価:5/10

皆で危険を回避したりしつつ、遺跡探検をするバッティングゲーム。
フォーラムロマーナムの商人」「株の恍惚」のイゼンゼー1作目。

10枚のルートカードを場に並べて探検経路を表す。
手札は5枚+休憩カード。

ルートカードを1枚めくって、それが「場所」か「チャレンジ」かでラウンドの処理が少し変わってくる。

「場所」だった場合、財宝発見!
その財宝を誰が獲得するかを手札から1枚同時出しで決定。
一番大きいカードを出したプレイヤーが獲得。
休憩カードを出したら絶対負けるが、2枚ドローできる。

「チャレンジ」だった場合、みんなで協力して問題を解決する。
やることは「場所」と同じで手札から1枚を同時出し。
それらのカードの合計が「チャレンジ」に示された数字以上なら「チャレンジ成功」で最高値を出したプレイヤーが得点。休憩カードを出したプレイヤーは2枚ドロー。
そうでなければ、「チャレンジ失敗」。
手札に残ったカードの中で最高値のカード1枚を左隣のプレイヤーに渡す。
休憩カードを出したプレイヤーは2枚ドローするのだが、それらのカードを他プレイヤーに渡さないとイケナイ。
2回連続して「チャレンジ失敗」した場合は、財宝を持っているプレイヤーの中で最低値を出したプレイヤーは財宝1枚を失う。

多くのデザイナーが作りがちな心理戦バッティングゲームなんだけど、イゼンゼー的な軸を感じるゲームデザイン。
最初は、ゲームがどう動くのかわからないけど、徐々に意味合いがわかってくる。
ゲームの勝敗よりも、みんなでイゼンゼーのルール意図を鑑賞した。

Published in ボードゲーム