ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件がテーマ。
ニンソン vs 記者の二人用ゲーム。
マティアス・クラマーの新作。
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それぞれが自陣営のデッキからカードを4,5枚手札にする。
順番に手札から1枚ずつカードをプレイするだけ。
カードプレイには数字として使う弱い使い方と、テキスト効果を使う強力な使い方がある。
テキスト効果が中々に強烈で、初回プレイは「え?え?そんなのアリ?」と驚きの連続。
が、テキスト効果を使うとカードはゲームから除外されるので、使うタイミングが大事な、まさに必殺技。
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で、カードプレイで何をやるかというと、綱引き。
勢力マーカー、イニシアチブマーカー、証拠タイルを綱引きする。
勢力マーカーは、ニクソン側の勝利条件。
イニシアチブマーカーは、次ラウンドのスタートプレイヤー。
スタートプレイヤーは、手札が5枚、相手は4枚なので、手数が多い上に最終手番が行えるので、かなり有利になる。
証拠タイルは、記者側の勝利条件で、盤面に配置して主要人物と中央のニクソンのラインをつなぐことを目指す。
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テーマはイカツイが、思いのほか遊びやすいゲーム。
カード効果がわかってくると、イニシアチブの意味合いだったり、ニクソンだけ知る情報の重要性がわかってきて深みを感じる。
今後も、積極的に遊んでいきたい2人用ゲーム。