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エミールと探偵たち

Emil und die Detektive

評価:6/10

ドイツの同名児童文学を元にした「スコットランドヤード」風ゲーム。
1人が泥棒、他が探偵となって泥棒を追い詰める。

泥棒は駅からスタートして反対側の公園までたどり着くのが目的。
逆に探偵たちは公園から始めて、泥棒を捜索する。

最初に泥棒が動く。
ダイスを振って出目分だけ移動する。
「スコットランドヤード」と同様、泥棒の位置は他プレイヤーには見えていない。
各マスに置かれている円柱駒の1つが泥棒駒なのだが、表からはわからないようになっている。
探偵たちにアイマスクをしてもらって、その間に駒を動かす。

移動後、泥棒はヒントを出す。
移動先のマスにいる人物(男性、女性、子供、犬)のいずれか1つを教えなければならない。

次に探偵たちの移動。
探偵もダイスを振って出目分だけ移動。
移動先の駒を確認して泥棒駒だったら勝利。

マップ構造がアメフトみたいで単純。
更に、泥棒は探偵がいるマスを通過すらできないので、探偵は基本的にローラー作戦で泥棒をおいつめて来る。
泥棒のダイスは1~3、探偵ダイスは1~2なので、一回通過されてしまうと基本的に追いつくのは困難。
ゲームが「泥棒がいつ探偵のラインを通過できるか」という1点に集約されていて、肝が分かりやすい!

Published in ボードゲーム