Skip to content →

Board Game Memo Posts

ストリームス(海外版)

評価:6/10

Moonster Games製のストリームス。

コンポーネントが、カードからタイルになっている。

このタイルを袋から引いていくのだが、タイルにはガッチリ凹凸がある上に袋がスケスケなので、イカサマし易い。

まぁ、そこまで必死になる人もいないでしょうが・・・

あと、ルール上の変更点として得点分布が変わっている。

日本語版では所々点数が低くなっているが、これが「上級ルール」となっている。

得点が素直に大きくなっているのが「標準ルール」。

「標準ルール」でもプレイしてみたが、特に違いはない。

逆に、途中で繋がっている数を数える必要がなく、まどろっこしくないのが良かった。

八八

評価:5/10

花札を使った博打ゲーム。

ルールは「花合わせ」と同じなので流れは簡単なのだが、やたらと細かいルールが多い。

しかも、「絶場」やら「みずてん」やら専門用語満載。

最初はなんのことやらさっぱりだ。

博打ゲームとしては、かなり危険なバランスになっている。

役の出来安さのわりに、支払い額がでかすぎるのだ。

最初の手持ちが5貫なのに対して、一番安い出来役の支払い額が7貫なのだ・・・

一瞬で破産者がでる。

破産者がでると終わりかというと、そう甘くない。

借金ができる。というか、借金させられる。

借金の為の用具も揃っていて、お菓子の絵が描かれた札。「貸し」と「菓子」の駄洒落らしい・・・

ホントの賭場では洒落にならない光景が繰り広げられていたのだろう・・・

こわいこわい

パリス

評価:5/10

パリにお店を建てて、バスツアーを迎え入れる。

手順としては、プレイヤー人数+1枚の選択肢の中から順番に選択してお店を建設していくだけ。

最後に残る1枚によってバスツアーが起こる。

1回1回悩まされるのだが、目先の決算よりも、自分の店を集中させる方が大事な気がした。

はるか昔にプレイした時は印象が薄すぎて全く記憶になかったが、今回は少し興味のひっかかりがあった。

なんだかモヤモヤするので、もう一回ぐらいプレイしてみたい。

酔いどれ猫のブルース

評価:8/10

長らく入手困難なレアゲームだったが、この度、待望の日本語化。

早速購入。

1~5のカードとジョーカーという6種類のカードのみしか使わない。

競り+セットコレクションなのだが、カードを競り落とす為に使うのも同じカードと言うところが特徴。

初回プレイでは、いきなり終わることにびっくりする。

だが、このプレイ時間の短さがこのゲームの魅力。

ゲーム開始時からいきなりクライマックス!

昔のゲームなのに、最近のゲームの流行に沿ってるんじゃないかな。

逆を言えば、最初の手札運は結構高いってことだが、個人的には許せる範囲かな・・・

軽くも悩ましいビットは新鮮で、誰でも楽しめるキャッチーさもある。

日本語版のカード品質は良好でローカライズも丁寧。

ナイス仕事ですよ。ニューゲームズオーダーさん!

オススメの一品。

アクワイア

評価;8/10

傑作。これが、1960年代に作られたとは・・・

恐るべし、シド・サクソン。

初見での勝ち筋の見えにくさや、テーマ、経験差のでやすさ等、敷居は高いゲームだが、数回プレイしたらグッと深みが見えてくる。

まぁ、僕もまだ浅瀬でキャッキャキャッキャやってるレベルですが・・・

上級者の中に入ったら、簡単に溺れ死にます。

どんなゲームでもそうだが、このゲームは特に同じレベルの人同士でプレイするのをオススメします。

郵便馬車

評価:7/10

ドイツの郵便網を作る。

1ターンに最低1枚カードをプレイしつづけなければいけないというルールが面白い。

なので、次のターンに出そうと思うカードぐらいは確保しておかなければならない。

このちょっとした計画性は、ゲームしてる気分になれて心地良いね。

だが、ある程度やっているとカードの組み合わせにある程度のセオリーがあるような気がする。

各都市のカードは3枚ずつあるっていうのを最初に説明しておくと、ゲーマーはカウンティングしたりして面白がれて良い。

ロックバンドマネージャー

評価:5/10

ロックバンド結成から、メジャーデビューまでをプロデュース。

作者は「セブンワンダー」のボザ。

第1ラウンドは、バンドメンバーをお金を使って競る。

第2、3ラウンドはメンバーを使って、得点カードを競る。

2段階の競りと言うと「フォーセール」っぽいが、より難しい印象。

原因は公開情報の多さ。

初期手札(お金札)は全員一緒だし、手に入れたカードはオープン。

しかも、競りで負けるとそのターンは何も手に入れられないという厳しさ。

なので、ビット時には悩む悩む・・・

個人的には、もうちょっと隠してほしい。

そんな感じで色々考えてプレイするわりに、

競り対象のランダム具合や、特殊カードの派手さ等、粗は目立つ。

テーマ性は高いので、

ロックバンドを育てるっていうテーマにピンときたら買っても良いかも知れない。

リトルデビル

評価:4/10

一人一枚ずつカードを出していって、一人が全てのカードを引き取って失点となる。

リードプレイヤーは、好きなカードを出して良い。

次のプレイヤーが出すカードによって出せるカードが変わる。

リードカードよりも大きいカードか小さいカードか。

小さいカードの場合は全員の中で一番小さいカードのプレイヤーがトリックを取る。

大きいカードの場合は全員の中で一番大きいカードのプレイヤーがトリックを取る。

指定された方向のカードが出せない場合は、逆方向のカードを出しても良いがトリックを取らないといけなくなる。

どうも、パッとしない。

これと言った特徴がない上に、手札運がかなり強い印象。

6人プレイだったのが原因かもしれない・・・

今度は、もうちょっと少人数でプレイしてみたい。

エスカレーション

評価:5/10

手軽なカードゲーム。

かなり手札運に左右されるが、手札が弱いときは傷が浅い間に引き取ることも大事だ。

どんどん場のカードが溜まっていくと引くに引けなくなる感じがテーマにあっていて面白い。

大き目の数字が出した時に、すぐに自分に帰ってくる少人数の方が面白い。

星の王子様

評価:5/10

タイルドラフトで自分の星を作る。

見た目とは裏腹にキツイゲーム。

プレイ人数分のタイルをめくって好きなのを選ぶってのは良いのだが、次にタイルを選ぶプレイヤーを指名できるってのがキツイ。

他のプレイヤーの星の状況も全て丸見えなので、できるだけ得にならないように、嫌なように、マイナスになるように選ぶことになる。

この思考が非常に疲れる。

人によって得点方法が異なる(これもタイルによって決まるのだが・・・)ので、明確に良い悪いが分かってしまうってのもキツさの要因だろうか。

タイルを渡す人を好きに選べるって部分を左隣に渡すってするだけでも結構幸せになれそうな気がする。