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Board Game Memo Posts

手抜き工事

Pfusch

評価:5/10

キューブを入れたように見せる粘土細工。
1992年。

木製キューブを粘土で覆って資材を作るのだが、木製キューブを入れなくても良い。
毎ラウンド、一人が監査役となって誰かの資材を串で貫く。
木製キューブが入っていたら串は通らないのでセーフ。
串が通ってしまうと、そのビルは崩壊して無駄になってしまう。

監査役は握り競りで決める。
高値を出したのに競り負けたプレイヤーは疑われてチェックされがちになるっていう、心理戦は生まれる。

キューブが入っている風に見えるように粘土細工を作ったり、それを見極めるのが肝のゲーム化と思ったのだが、実際遊んでみると「どう作ろうが判別不能!」。
粘土細工部分はフレーバーと思って問題ないだろう。

タックス・ザ・リッチ

Tax the Rich

評価:5/10

「ナポレオン」風のトリックテイキング。

ナポレオンと違って、副官が最初に名乗り出る。
あと、ややこしいカードの強弱は無い。(切り札のみ)
最大ランクでリード不可。

最大の特徴として、残り手札全てが3以下のカードの場合、「革命」宣言が出来て、以降ランクの強弱が逆転する。

至極真っ当なトリックテイキングなんだけど、知っている味過ぎて、今作ならでは!の面白さが無い・・・

いくつかのランクに特殊能力を付与するバリアントルールも雑な印象。

ヴァンプ・オン・ザ・バットウォーク

Vamp on the Batwalk

評価:6/10

「インディアン・ポーカー」のように、自分だけ表が見えないように手札を持つトリックテイキング。

4スート、1~5とスターとニンニク。(4人プレイ時)
裏面からもスートが分かるカード。

マストフォロー。
1トリック1点。

スターはフォロー関係なく最強だが、スターとニンニクが同じトリックで出るとニンニクが最強となる。
リードと同じランクを出すと、リードスートが後で出されたカードに変わる上に、1点が貰える。

キモワノっぽいルールだけど、思った以上に面白い!

手札5枚なので、ウィドウが8枚あるのだが、他プレイヤーの手札が全て見えているので、自分の手札も大体わかる。他プレイヤーの動向で、更に絞り込めてくる。
が、「ルイス」のように昇順で並んでいないので、「この2枚のどっちかがスターなのは間違いないんだけど・・・」という状況が良く発生して、真剣な推理とギャンブル2択が不思議なバランスで成り立っている。

砂漠を超えて:バザール

Through the Desert: Bazaar

評価:6/10

「砂漠を超えて」の新版を追加された拡張込みで。

拡張とは別に裏面マップがあって、中央を横断する川を超えることで5点獲得できるようになった。

拡張は4種含まれている。

1つ目は共通の目的カード。
「外周に一番駒を置いたプレイヤー」等のマジョリティ目的がゲーム開始時に公開される。

2つ目はルール変更カード。
誰かがオアシスに接続するたびにルールーカードが更新される。
「最低1つは青緑駒を置け」とか「駒を3つ置ける」等々・・・
運要素の無いゲームに、なかなか激し目な運要素を入れてきた。

3つ目は特別な水飲み場。
通常の水飲み場タイルの代わりに交易品タイルとラクダタイルを配置する。
交易品タイルはペアで10点になる得点タイル。
ラクダタイルは取っておいて、手番で使うことで駒を追加で1つ配置できる。

4つ目はバザールマス。
3つ設置されるバザールとボード外周の村を接続することで獲得できる早取りボーナス。

元が運要素無しのガチガチのゲームなので、得点要素が増えたり運要素であるルール変更が加わることでマイルドになる。
元のシビアさが好みの人には不要だろうが、個人的にはアリだと感じた。

ミープル・カンパニー

Meeple Company

評価:4/10

自社に色んな色のミープルを雇用していくのだが、「1人だけの色」「マジョリティを取りたい色」「1人もいてはダメな色」が各自決まっている。(他プレイヤーには非公開)
遊んでいる最中は気にしなかったが、文字にしてみると色々と問題を起こしそうな字面・・・

ゲームのシステム自体は非常にシンプルだが、各プレイヤーの思惑が絡んで・・・ってことかと思ったのだが、そんなに深みは無い・・・

ムテュ

Motu

評価:5/10

アナログなカード配置ゲーム。
「タイニー・エピック」シリーズのデザイナー。

センチュリー:スパイスロード」式のカードピックで、自分の前にカードを配置していく。
カードはきっちり配置する必要が無くて角度は自由。
ただし、最低1つのアイコンの上に重ねて置かなければならない。
あと、海岸線が途切れるような置き方は禁止。

これを繰り返して、規定手番行うと決算。
得点項目は6種類あって、第1決算では1種類選んで得点、第2決算では他の2種類を選んで得点、第3決算では残った3種類で得点。
この得点形式が面白くて、第1決算で得点化した要素は、どんどん上書きしても問題なくなる。
自分の中で、ゲーム全体の流れを作る感じが面白い!

ビジットポルト

Visit Porto

評価:4/10

ポルトガル観光テーマ。
国が出資してるっぽいけど、メーカーはピタゴラス。

5種類のアクションから1アクションを選んで実行するだけ。
手持ちのアクションチップを支払う必要があり、基本的には2枚支払うのだが、スタートプレイヤーが最初に選んだアクションは、そのラウンド中ずっと1枚で実行できる。

マップ上を移動して集めたチップで、目標カードのセットコレクションを達成していく。
達成時に、セットの中から1枚しか消費しないのでうまく使い回して複数枚達成を目指す。

色々と細かく特徴を入れてきているのだが、どれも機能しているとは言い難い⋯

信仰通貨

The faith of currencies

評価:5/10

5種類の通貨の売り買いで信仰を得る為替ゲーム。

通貨を両替しつつ価値変動させて、通貨を増やしていく。

普通の為替ゲームだと、最終的な為替レートで所持通貨を得点化するが、このゲームでは各自が持つ手札に示された通貨しか得点化できない。

あと、通貨ごとに得点レートの決まり方が異なるので、物によっては価値が低いほうが都合が良かったりする。

基本的に他プレイヤーと同じ目標を狙うのが効率的。

中々面白いが、最終的には他プレイヤーの思惑で大暴落!大高騰!となるゲームな気がするので、パーティー感覚で遊ぶのが吉。

パイプライン

Pipeline

評価:6/10

パイプパズルで石油精製。

見た目やテーマから激重ゲームかと思っていたのだが、やることは意外とシンプル。
パイプパズルと他プレイヤーとの色被り警戒が、ゲームの8割を占めている印象。

見どころは成長曲線。
序盤、中盤はとにかく資金繰りが厳しくて借金借金なのだが、終盤に一気に楽になったと思ったら、ストンと終わる潔さ!
ちょうど気持ちよく終わる展開のデザインは見事!

産業の時代

Age of Industry

評価:6/10

ブラス」の簡易版という触れ込みで作られたゲーム。

前後半制じゃなくなっていたり、借金がフリーアクションでできたり、カードドローがアクションになっていたり、いろいろと変わっている。

あと、「ブラス:ランカシャー」では存在しなかった木箱や最初から存在する配送先等が見受けられて、「ブラス:バーミンガム」の源流を知ることができた。

そこまで簡略化されているようには感じられず、「必ず2枚プレイ&2枚ドロー」っていう流れの「ブラス」の方が、綺麗で洗練されているように感じた。
あと、何よりも前半、後半で区切ることで生まれる変化と緊張感が「ブラス」を傑作たらしめていることを実感した。