2つのトリックが同時進行するトリックテイキング。
「マラバレス」のアーサー・ラセルダ新作。
4スート、1~12。(ただし、切り札は13~24)(4人プレイ時)
場には「ドラゴン」と「犬」の2つのエリアがある。
ドラゴンリードカードと犬リードカードをランダムなプレイヤーに割り当てる。
ドラゴンリードカードを持つプレイヤーがドラゴンエリアに任意のカードを出す。
次のプレイヤーはドラゴンエリアにマストフォロールールでカードを出す。
犬リードカードを持つプレイヤーの手番になると、そのプレイヤーはドラゴンエリアでは無く、犬エリアに任意のカードを出す。
その次のプレイヤーは、犬カードエリアにマストフォロールールでカードを出す。
そうやって、犬リードカードを持つプレイヤーの手番がまた回ってくると今度はドラゴンエリアにカードを出す。
つまり手番が2周する。
トリックの勝敗判定がドラゴンと犬で違う。
ドラゴンはマストフォロー切り札ありの普通の判定方法。
犬はスート関係なく一番小さい数字が勝利。
各勝者が対応するリードカードを取る。
ドラゴンと犬それぞれで勝ったトリック数をカウントする。
ドラゴンと犬のセット毎に1失点。
あと、最初にビッドした値と「ドラゴンと犬のトリック数差」の差1毎に5失点。
トリックテイキングで、ローランク、ハイランクの価値差によって手札運が強調されることがあるけど、今作では真逆の勝敗判定のトリックを同時進行させることでカードの価値が変化するようになっている。
「悪魔の針」等々、様々なデザイナーが「複数同時進行トリックテイキング」に挑戦してきたけど、その中で頭一つ抜けて良く出来ているように感じた。
このデザイナーのゲームは、「マラバレス」、「オンダ」、今作と遊んだが、オリジナリティがありつつも、しっかり面白さが伝わるゲームが作れるデザイナーと感じていて、これからも注目していきたいデザイナーだ。









