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Board Game Memo Posts

アンタークティカ

評価:8/10

南極でのマジョリティづくしゲーム。

アルゲントゥムのエッセン新作。

とにかくマジョリティ争いづくし。

8つあるエリアではもちろんマジョリティ争い!

複数あるトラック上でもマジョリティ争い!

特定の建物を建てた数でもマジョリティ争い!

途中で捨てた駒の数でもマジョリティ争い!

インタラクションづくし!

これだけを聞くとヤケクソ感を感じるけど、意外とまとまっていて混乱しない。

で、このマジョリティの得点が「王と枢機卿」式。

1位はそのエリアの駒全体の得点。

2位は1位の駒数。

3位は2位の駒数・・・と続く。

1位争いで競った時に1位と2位で大差がつくのがこの形式の特徴だが、「アンタークティカ」では更に1位のみにつくボーナスがあるので、格差が広がっている。

終盤に起こるトップ争いの緊張感に痺れる!

手番順システムも特徴的。

各エリアでワーカーの順番待ち列が出来ていく。

人気があるエリアにワーカーを置きたいが、手番まで時間がかかるようになる。

終盤にはこの手番順がかなり重要になるので、先を見越したプレイングも要求される。

序盤は何をやったら良いのか良くわからない状態で「ハテナ???」なのだが、徐々に指針が見えつつ展開もスピードアップ!

終盤に向けて徐々に盛り上がっていく。盛り上げ上手!!

今のところ、エッセン新作で一番!

インタラクションが強いので万人には受けないかもしれないけど、好きな人には響きそう。

ちょっと興奮気味なので評価7に抑えておくけど更に上を狙えるんじゃないか・・・もう一回遊んでみて冷静に見極めてみたい。

(追記)

2回目、遊んでみたけどやっぱり面白い!

より見えてくる部分も増えて興奮度アップ!

評価7→8へアップ!

インスト時には、緑の建物は2個駒を置ける唯一の建物っていうのを強調したほうが良さそう。

あと、カードは使ったらゲームから除外。早めに船を増やすプレイヤーへのデメリットを強めている。

ただ、まわりの評価を聞いているとと「めちゃくちゃおもしろい!」って人と「ピンとこない・・・」って人に二分される。

好みが出やすいタイプなのかも。

エルフェンゴールド

評価:5/10

ドワーフとなって、金を掘るブラフゲーム。

ムーンの古い作品。

同名同作者で「エルフェンランド」の拡張があるけど、それとは別物。

まず、小屋で装備を購入。

安いスコップと、高いアックスがある。

その後、マスに各自がチップを裏向きで配置していく。

チップには1枚だけ岩チップがあり、これをどのマスに仕込むかが肝。

全員がチップを置ききったら、自分の駒を移動させる。

この時、装備を沢山持っていると移動距離が制限される。

全員の移動が終わると、各自がどの装備を使って採掘するかを決定。

駒があるマスのチップを裏返して成否判定。

岩があると、お金が貰えないばかりか、装備を失ってしまう。

岩が無かった場合、スコップならマスの数字だけ報酬、アックスなら倍貰える。

「ババンク」をシンプルにした感じ。

今遊ぶには、ちょっと味が薄い気がしたが、わかりやすい心理戦ゲームで良い感じ。

ハンズ

評価:6/10

ハンドサインでペア作り、ときどき「そっとおやすみ」。

ホワイトゴブリンのパーティーゲーム。

手札のカードに描かれたハンドサインを自分の手で作ってアピール。

同じハンドサインをしているプレイヤーがいたら、お互いにカードを出して得点。

これをワチャワチャやる。

手札が気に入らなければ好きなだけ山札と交換してOK。

これだけだと、ほんと騒ぐだけになっちゃうんだけど、黄色の「ツーハンドカード」が緩急をつけてくれる。

自分の手札に「ツーハンドカード」があれば、そのハンドサインを両手で行う。

両手でハンドサインをつくっているプレイヤーがいたら、そのハンドサインを真似する。

真似するのが一番遅かったプレイヤーが失点になる。

短時間で楽しめるパーティーゲーム。

ただ、日本ではアレなハンドサインが少しあるので初プレイ時は気をつけてね。

ダンシングエッグ

評価:5/10

卵をワキや首に挟んで色んなアクション。

子供向けバカゲー。

ダイスを振って、出目に対応したアクションをいち早くした人が卵獲得。

獲得した卵は、自分で持っておかないとダメなのだが、その保管場所もダイスで指定される。

アゴ、クビと肩の間、両膝の間、ヒジの内側、ワキ、の5種類。

ワキは比較的楽だが、他はどれも厳しい。

持っている卵が得点になるのだが、1個でも落としちゃうと脱落。

他のプレイヤーの中で一番卵を持っているプレイヤーの勝ち。

得点を稼げば稼ぐほど、脱落が近づく。

見事なゲームバランス!

いや、システム的にみたら、大味感は否めないか・・・

子供用ゲームなので、大人が4人でやると、下手するとゲームが終わらない。

・在庫の卵が2個以下になったら、他プレイヤーから卵を奪える。

・在庫がなくなってもゲーム終了。

とかにしたら大人でも楽しめるかもね。

大墟古鎮(DAXU)

評価:4/10

じゃんけんバトルライン。

二人用。ホワイトゴブリンのエッセン新作。

「バトルライン」みたいに6ラインにカードを置いていく。

最終的にカードの多いほうが得点。

だけど、差が小さいほど得点が高い。

差が大きすぎると、逆に失点を食らうことも・・・

で、カードはどう配置するかって言うと、カード同時出しジャンケン!

山から3枚めくられたカードに対して、各プレイヤーが1枚アクションカードを出す。

アクションカードの種類は「自分が全部取る」「相手に全部あげる」「相手のアクションに賛成」「相手のアクションに反対」の4種。

あいこの場合は、カードの種類によって、

評判トラックが進んでいるプレイヤーを優先したり、カードが1枚追加されたりする。

カードには評判マークが描いているのがあって、

評判トラックが増減する。

「反対」は

評判が減少し、「賛成」は増加する。

この評判マークによって、アクションカードにウェイト付けをして深みを生み出しているのかと思ったのだが・・・

残念ながら、結局は2択の心理戦止まり・・・

評判トラックの価値が軽すぎるか・・・

シャシャワ

評価:5/10

トランプの「うすのろまぬけ」。

それ以上の説明ができない。

ほんとに、まんまなのだ・・・

でも、まぁ盛り上がるよね。

ゆるいイラストもグッド。

ルクソール

評価:4/10

テトリス的にタイルを落としていくギミックゲーム。

このギミックはもちろんバースちゃん。

タイルを落として絵柄のペアを作っていく。

ペアが出来ると、その絵柄の墓の前にスカラベが貯まる。

スカラベを3つ揃えたら得点ゲット!

2つ目までは揃えても何も嬉しくない。むしろ次の人のアシストになっちゃう。

なので、1つ目か3つ目のスカラベを揃えるように動くのが基本なのかな。

今回4人プレイだったので、手なり感が強すぎた。

このゲームは本質的に二人用なんじゃないかな?

4人ならペア戦とかも良いのかもかも。

アイバンホ

評価:5/10

クニツィア「アタック」のリメイク。

アメリカのメーカー発なので、アメゲー的特殊効果をふんだんに追加。

「アタック」との違いは、

まず色ごとにカード構成のばらつきがある。

色の中で一番特徴的なのが緑の「素手」。

カードのランクが関係なく枚数だけの勝負になる。

オールマイティが、2,3,6と「アタック」より低めになっているのは良い調整な気がする。

で、特殊効果カード。

「対戦相手のカードを1枚破棄する」みたいな軽めのものから「対戦相手の紫カード全てを破棄する」みたいな酷いものまで。

あと「試合に使う色を途中で変える」っていうのも酷い。

青のチップが貰えると思って必死こいてたら、いきなり緑の試合になったりして、「もう緑チップは獲得済みだよ!」となる。

このハチャメチャな特殊効果をどう捉えるかだね。

個人的には、シンプルな「アタック」の方が好き。

サルフォカガス

評価:4/10

ワンスートのトリックテイキング。

アミーゴのエッセン新作。

テーマを変えているが「リトルデビル」のリメイク。

知らずに買ってしまった!

プレイ感もまるっきり一緒だ。

カード構成など詳細は調べてないけど、大きな調整は入ってないと思うよ。

ご注意下さい!

ダイナー

評価:5/10

ダイナーのウェイターとなって客を回す。

半リアルタイムゲーム。

場には注文カード3枚と、料理カードの山3つ。

「開店!」と同時にゲームスタート。

「注文カードを確保」して、その注文にそった「料理カードを獲得」して、「注文カードを達成」する。

これらをリアルタイムで行うのだが、各アクションを行う毎に自分の持っているアクションチップを左隣に渡さないとイケナイ。

アクションチップは全体で(プレイ人数+1)枚しかないので、モタモタしていると1人にドンドンチップが溜まる。

なので、リアルタイムと言えど、そこまでセカセカしなくても大丈夫。

逆に誰も要らない盤面になった時の、停滞が酷い。

ルール的に何のフォローもないので、大人なプレイヤーが何かしらのアクションをするしかない。

注文カードを確保したら、代わりの注文カードを補充しないとダメなのだが、これを忘れやすい。

忘れているのを発見したプレイヤーは「支配人!支配人!」と言って補充を促すのだが、これがバカバカしい。

他にも、注文カードの確保時に「ご案内します!」や注文カードの達成時に「お待たせしました!パンケーキになります!」等のセリフを言わないとイケナイ。

特にペナルティは無いのだが、無くてはならないルール。