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バガミ(トランプ)

評価:6/10

バガミ(トランプ)

取らないスートを決めつつも、出来るだけトリックを取ることを目指す。

切り札なしのマストフォロー。

手札を見て、1枚を伏せて一斉にオープン。

このスートが、そのプレイヤーが取ってはいけないスートになる。

このカードは手札に戻らないので手札調整にもなっている。

得点は

宣言スートを1枚も取っていなかったら(トリック数)×20点。

宣言スートを1枚でも取っていたら(トリック数)×10÷(宣言スートの枚数)。

あと、1トリックも取らなかったら30点。

更にミゼール宣言もできて、成功したら100点。失敗したら0点。

他プレイヤーの宣言スートも丸見えなので、もちろん嫌がらせ行為が頻発する。

終盤はどうしても不純物が混ざってくるので、序盤にサササっと取って後は取らないように立ち振る舞う感じかな。

嫌がらせは横行するけど、マイナス点が無いので何となく気分晴れやか。

ルールは簡単だし、手軽で良い感じです。

ラ グランハ

評価:6/10

農場の色んな要素で得点しましょうゲーム。

少数販売だったのだが、話題になってリメイク決定っていう注目作。

個人ボードの上下左右に溝があって、ここにカードを差し込む。

どこに差すかによって、効果が変わってくる!

ってのがキャッチーな独自システム。

いや、「ラ・イスラ」とか「春秋戦国」とか、最近の流行りシステムか。

基本の流れは、

リソース獲得して加工して、リソース払ってミッションを達成して、得点を得る。

ここに、早い者勝ちミッションやら、特殊効果やら、色んな要素が入ってくるわけです。

と言っても、ルールに不可解な部分はなくまとまっているので、途中でルール忘れることはなかった。

このテンコ盛り感はフェルトを彷彿とさせるね。

フェルトの新作ですって紹介されたら違和感なく受け入れちゃいそう。

ってことで要素多めな重量級が好きな人にオススメ!

贋金づくり

評価:6/10

贋金づくり

偽金をマネーロンダリングで本物のお金に換える。

そうして得た本物のお金で偽金印刷機を買って、更なる偽金を得る。

だが、最終的には古銭の獲得を目指す。

リソース全てが金絡みっていう、きな臭いゲーム。

フリーゼのデビュー作らしいのだが、中々凝っている。

特に競りにマストフォローを導入しているのが面白い。

1万円紙幣をたくさん持っていても、100円硬貨でリードされると降りざるを得ないのだ。

小さいお金はいずれ偽金ということがばれて使えなくなるので、徐々に高額な偽札へシフトしていかなとダメっていうチキンレース的要素もある。

だが、20年前のゲームなので、荒い!

弱者救済が一切無い拡大再生産なので、1度失敗すると悲しい1時間を過ごすことになる。

テーマとシステムの根幹は面白いので、「フレッシュフィッシュ」みたいに大幅にいじったリメイクしてほしいところ。

時代に合わないから、売れなそうだけど・・・

ルーニークエスト

評価:6/10

ルーニークエスト

お題のマップを見ながら、手元の透明ボードにペンでラインを描く。

透明ボードをお題に重ねて答え合わせ。

ルールは同作者の「ドゥードゥルクエスト」とほぼ同じ。

ラインを描くのに時間制限があったり、

他プレイヤーを邪魔するアイテムがあったり、

「利き手じゃない手を使う」「肘を曲げずに描く」みたいなペナルティがあったり、

魚型の定規が無くなってたり。。。

「ルーニークエスト」はスーパーマリオ的な世界観で統一されていてイラストも綺麗なので製品としての安定感はあるけど、色んな見た目のお題がある「ドゥードゥルクエスト」の方が若干バリエーション豊富。

でも、やっぱりほぼ同じだね。

見た目の好みで決めればいいと思うよ。

ゲーム経験問わず楽しめるパーティーゲーム。

特に初回プレイ時は異常に楽しくて、興奮しちゃう!

リプレイ性は低そうだけど・・・

Voldétour

評価:6/10

Voldétour

コンポーネントが豪華なアブストラクト。

2人か4人用。

4本の塔の上に各プレイヤーのコマ。

ゲームの目的は、自分のコマを対角線上の塔に移動させること。

その為にブロックを置いたり、移動させたりして行く。

面白いのは、ブロックが斜めにカットされている「階段」って概念。

階段を使わないと高低差がある移動ができないのだが、この階段の利用は1マスと数えない。

手番では3マスしか移動できないので、上手く階段を使って長距離移動することが大事になる。

あと、自分色のブロックしか移動できないのだが、他のブロックが上に載っていると動かせない。

ここも、ゲームに深みを与えている。

最初、互いに邪魔をしあって中々終わらないかと思ったけど、結構アッサリ勝負が決した。

4人プレイだったから、あまり妨害がおいしくないからかも知れない。

見ての通り、高級感あるコンポーネントも魅力。

ただ、盤面は厚紙。

盤面も木のバージョンにすると値段が跳ね上がるらしい・・・

リフィフィ

評価:6/10

リフィフィ

ドラのシンプルなカードゲーム。

2000年の作品。

カード構成は5色1~8。

これを配りきり。

手番ではその中の1枚を自分の前に置くだけ。

この時、同じ色のカードが誰かの前にあったら、大きい数の方が捨て札になる。

次の自分の手番の時に、前にプレイしたカードが生き残っていればその色のチップをカードの数字分だけ獲得。

これを手札が無くなるまでやって、獲得したチップが一番多いプレイヤーが勝ち。

シンプル!

このルールだけだと、小さい数字のカードが多いプレイヤーが勝つんじゃないかと思うが、そうでもない。

チップ枚数は限られていて、場にチップが無くなったら他プレイヤーから奪う。

この制限によって、

序盤は泳がせておいて後で奪い取ったり、

序盤に得点して後々奪おうとしてくるプレイヤーをブロックしまくったり、

中途半端な数字でチョコチョコ稼いだり、

色んな戦略を生み出している。

「ゼロ」とか「ドライブ」に通ずるシンプルの中にある奥深さ。

もうちょっと遊んでどれぐらい奥深いか確かめたい。

クイーン オブ カップケーキ

評価:6/10

クニツィア「魔獣の王」のリメイク。

「魔獣の王」はコンポーネントがチープで残念な作品だったが、カップケーキの女王もソコソコ残念な感じ。

ルールの変更はないのだが、ペア戦ルールが追加されている。

対角線プレイヤー同士がペアになって合計点を競う。

プレイ中にペア同士で作戦は話ちゃダメっていう。いつものクニツィアペア戦。

一つだけ、追加アクションがあって、仲間に手札を2枚渡す。

「ロストシティ ペア戦」にもあったやつね。

「ロストシティ」程のジレンマは生み出せていないが、確実にペア戦の方が面白くなっている。

クニツィアペア戦ロジック。万能だな。

ロイヤルズ

評価:6/10

ロイヤルズ

2種類のエリアマジョリティと2種類のエリアセットコレクション。

盤面は小難しそうだけど、ルールはシンプル。

「チケライ」的にカードを引いて溜めて、同じ色のカードを数枚出すことで対応するマスに駒を置く。

マスには人物が描かれているので、盤外にある対応する人物タイル上にも駒を置く。

1回の配置で盤面と人物タイル、それぞれに駒が置かれることになる。

こうして、パラレルにエリアマジョリティしていくのだ。

それに加えて、エリアセットコレクション。

エリア内全てに駒を置くと得点。早い者勝ち。

また、全ての人物タイル上に駒を置いても得点。早い者勝ち。

こっちも、パラレルにセットコレクション。

さらに、各マスに最初に駒を置いたプレイヤーはボーナス得点が貰える。

こんだけ、色々得点要素があると、こんがらがりそうだけど、それぞれの決算タイミングが調整されているので、そこまで混乱しない。

最初は、誰も置いてないマスに置いてボーナスを狙えば良くて。

ある程度駒が置けたら、セットコレクションを狙っていけば良い。

そして、ゲーム終了時に起こる人物マジョリティを見据えていく感じ。

あと、山札が切れる毎に起こる盤面のエリアマジョリティも定期的に見ていく。

全く持って目新しい所は無いし展開は地味なのだが、遊びやすくまとまっている(その分、展開の幅が心配だけど)。

他プレイヤーが置いているマスを奪うアクションもあるけど、そこまで損害はでかくないので、まぁ大丈夫じゃないかな。

ギスギスしにくいエリアマジョリティって感じで好き。

エリアマジョリティ版「チケライ」みたいな。

カウンターブラフ(トランプ)

評価:6/10

カウンターブラフ(トランプ)

手札10枚から1枚ずつプレイして役を作るポーカー。

二人用。

トランプゲーム大全より。

交互に1枚ずつ出していって、5枚ずつ揃ったら勝負!

なのだが、途中で降りることも出来る。

2人なので、降りると、即、相手の勝ち。

出した枚数が少ない段階で降りると支払いが少なく済む。

早めに降りることが大事ってのはポーカーの鉄則。

1勝負着いたら、手札を10枚に補充して、負けた方から手番開始。

山札のリシャッフルはないので、カウンティングが大事になってくるのです。

カウンティング。

ブラフ。

確率計算。

ゲーマーが好きな要素が詰まっております。

シェッフェルン

評価:6/10

シェッフェルン

ギュッと要素を絞り込んだ「ババンク」って説明受けたけど、まさにそんな感じ。

dlpゲームの新作。

円形の8マスにそれぞれ1台ずつの車。

手札4枚ずつ。

これを1枚ずつプレイしていって全部使い切った時点で、自分の担当する車が止まっている位置の得点をゲット。

カードは8色しかなくて、その色の車を1歩進めるだけ。

既に車がある場所に移動すると上に重なる。「キャメルアップ」みたいな感じ。

でも、2段までしか積めない。

3段以上積むような状況になったら、そうならないマスまで一気に進む。

このルールが、丁度良い!程よく読めて、程よくハプニング!

あと、カードをプレイするんじゃなくて裏向きに捨てることで、自分の担当色を誰も選んでない色と変更できる。

手札4枚をどの順番でプレイするか、もしくは捨てるかだけの選択なのにめちゃくちゃ悩ましい。

あとバリアントというか、全く趣が違う「ジャングルスピード」「ハイパーロボット」的なルールもある。

親が7枚の移動カードを裏向きに並べて、1枚ずつゆっくりめくっていく。

その間に、プレイヤーは場のキャラクターカードを1枚早取り。

全員がキャラクターカードを取ったら、7枚の移動カードを順番に処理して、最終的な位置で取ったキャラクターの車の場所の得点を獲得。

人によってどっちのルールか好みが出るみたいだけど、個人的には前者ルールが好き。

後者ルールはあくまでオマケって印象。