カードをめくって、指示通りのアクションを行う。
反射神経パーティーゲーム。
指示の種類が多くて、10種類近くある。
反射神経以前に、これらを覚えるのが大変大変・・・
序盤は、カードがめくられて、「・・・これ何だっけ?」という状態に。
しばらくすると慣れてきてゲームになってくる。
立ち上がって敬礼したり、手を銃の形にして撃ち合ったり・・・
バカらしさが面白い。
ボードゲームメモ
カードをめくって、指示通りのアクションを行う。
反射神経パーティーゲーム。
指示の種類が多くて、10種類近くある。
反射神経以前に、これらを覚えるのが大変大変・・・
序盤は、カードがめくられて、「・・・これ何だっけ?」という状態に。
しばらくすると慣れてきてゲームになってくる。
立ち上がって敬礼したり、手を銃の形にして撃ち合ったり・・・
バカらしさが面白い。
「QE」に金、石油、仮想通貨を追加する拡張。
基本ルールは変わらないが、入札額2位がコモディティタイルを購入できるようになった。
基礎点が低いがマジョリティ点のある「石油」。
得点の振れ幅が大きい「仮想通貨」。
基礎点が高いが暴落の危険性のある「金」。
購入してからでないと得点は分からないのだが、平均すると6点ぐらいだと思うので、1位が獲得する産業タイルよりも少し点数が低いぐらいかな。
そして、2位の入札額はオークショナーに支払われる。
ただし、オークショナーが2位になった場合は銀行に支払うことになり、数少ない収入機会を失うので結構な痛手。
2位も得点を取るようになったので、大胆な値付けがしにくく展開は地味になる気がした。
2位までわかることで、相場観もつかみやすくなっている。
「みんながどれぐらい使ってるかわからん!」っていう状態が「QE」の魅力だと思うので、それが薄れてしまっているのは少し残念に感じた。
得点経路が増えたり、強引なインフレ戦術が使えなくなっていて、ゲームとしては綺麗になっている気もするのだが・・・
整えてしまうと魅力が削がれる。
ルールに穴のありそうな荒々しさも含めての「QE」ってことだろうか。
なんとも評価の難しい拡張だ。
推理+バッティング。
匂い(芳香、普通、悪臭)、
見た目(フォーマル、カジュアル、奇抜)、
声(優しい声、金切り声、深い声)
という3種類の特徴を持った27人のキャラクター。
それらのなかから1キャラを担当しつつ、他のプレイヤーのキャラクターを推理して殺す!
推理と書いたが、このゲームの推理は簡単。
1人を指定して、匂いか、見た目か、声を教えてもらえる。
つまり同じ人に3回質問したキャラクターが確定する。
しかも、誰にも割り当てられていないキャラクターの情報が次々と公開されるので、バンバンわかってくる。
推理よりも、アクションにバッティング的な要素があるので、そこでの読み合いだったり、誰が誰の情報を握っているかのマルチ的な縛り合いが発生する。
あと回答方法もちょっと変わっていて
「○○さんのキャラクターは●●!」って言うんじゃなくて、
「この中にキャラクター●●が居る!」って言う。
指定されたキャラクターを持っているプレイヤーは脱落!
流れ弾に当たって死んじゃうこともある。
なんとも雑だが、推理ゲームにしては短時間なので許せる。
情報がバシバシ出てくるので、詰めて詰めて確信を持って殺しに行くよりも、ある程度絞れたらエイヤッと行かないとダメそう。
真の推理好きには合わないかもしれないけど、軽いノリで遊ぶのは良さそう。
「80日間世界一周」モチーフのレースゲーム。
「キャメロット」デザイナーのエッセン新作。
パーレットの「80日間世界一周」とは別物。
システム的にはワーカープレイスメントになるのかな?
アクションの種類としては
・移動(鉄道、船、特殊)
・買い物(バザー、マーケット、ブラックマーケット)
・コイン獲得
コイン獲得以外のアクションはコインをアクションエリアに置く。
最初の人は1コイン、次の人は2コイン・・・とコストが増えていく。
買い物はアイテム1つを獲得できる。
アイテムは自分のトランク内に配置しなければならず、ちょっとしたパズル。
アイテムは特定のルートの移動だったり、個人目標の達成に必要になってくる。
5ラウンドでゲーム終了で、それまでにゴール出来ないと、足りない歩数がマイナスになってしまう。
ルールだけ読むとなんてことないゲームなんだけど、実際遊んでみると何か楽しい。
マップのルート構成が良く出来ているのか、乗り物の人気が上下して、それを乗りこなす感じが面白い。
あと、毎ラウンド最初の公開される新聞カードによるイベントが、普通のゲームならゲンナリする要素となるのだが、今作だと意外なハプニングも楽しめてしまう。
テーマの強さだろうか。
「キャメロット」程の爆発力は無いけど、古き良きドイツゲームを遊んでいるような感じもありつつ、しっかり締めるところは締めていてダレない。
なんだかこのデザイナーとは気が合いそうな予感がビンビンきてます。
貨物の輸送と販売がテーマ。
手書きのイラストに味があるマニアックゲーム。
1998年。
赤、青、緑のダイスから2つを選んでダイスロール、そして1つを選んでアクションを実行。
青ダイスは輸送アクション。
手札からカードを出して飛行機、船、列車、車のいずれかのルート上に配置し、進めていく。
カードがゴールすると報酬が貰え、さらに示された貨物を6つあるエリアのいずれかに配置する。
緑ダイスは、輸送された貨物の販売アクション。
エリアに自駒を配置したり、自駒を消費して貨物を販売する。
マジョリティってことは無いんだけど、ちょっと変わったシステムが採用されていて、駒をたくさん置いて無いと販売できない状況が生まれたりする。
輸送中の貨物の種類を見て、どこに駒を配置するのが良いのかを見定めていく感じ。
赤ダイスはカードの補充+α。
何か新しいものを生み出そうという気概は感じるけど、今の肥えた目で見ると古臭さは否めない・・・
ホワイトデスデイ(氷河期みたいなもの?)によって人類の大半がいなくなった後の世界。
「バラージ」のルチアーニじゃない方のデザイナーであるトマソ・バティスタの新作。
Tabletop Simulatorでプレイ。
イカツめの設定やフィギュアから、アメゲー的なバチバチの殴り合いゲームを想像するが、エリアマジョリティがメインでユーロ寄りのゲームデザイン。
手番でやることも比較的シンプルで、手札8枚から2枚プレイを3回ずつやるとラウンド終了。
ラウンドまたぎで、プレイしたカードを手札に回収できる。
カードプレイで行うアクションは、ユニットの配置や移動、設備の建設、ボード上に点在するアウトポストでマジョリティを取ったり、資源を獲得したりしていく。
特長は、移動するにも資源を獲得するにも、そのエリアでマジョリティを取っていなければならないというルール。
肝となるエリアのマジョリティを早めにとって、壁のように使うことが出来たりする。
ネームバリューから「バラージ」はルチアーニの功績とばかり思っていたけど、このデザイナーの今後にも注目していきたい。
交易船で商品を集める。
スプロッターの2002年作品。
スプロッタ―のゲームで、重厚そうなメインボードを見るに複雑なゲームを想像するのだが、実際はパーティーゲーム。
まず、4隻ある船に自駒を配置していく。
その後、船が都市へ向けて出航するのだが、船の進み方がパーティー!
船長が、目をつぶって地図ボードの上に線を引いていく。
この時、他の船員は「北」とか「東」とか方向を指示できるのだが、発する回数は船員の数までなので、各自大体1,2回しか言えない。
しかも、発する言葉は「北」「東」「南」「西」「停止」の5つしか使えない。
都市に到着すると商品を積み込めるのだが、船に乗っている左側の商人から商品を獲得していく。
都市によっては商品が少なかったり、胡椒は1個しかなかったりするので、都市についたからと言って自分が商品を獲得できるとは限らないようになっている。
座礁(線が陸地に突っ込む)や定期的に発生するイベント「壊血病」によって船長は死に、次の船員が船長となる。
このあたりのルールによって、航海時に「必ずしも他の船員が協力してくれるとは限らない」状態が生まれるのが、面白ポイント。
2人が同時に「北」「南」と逆の方向を指示しだしたりする。
無事に帰還できた船に積んでいた商品は各プレイヤーの手元に行き、それらの商品で契約を達成してお金を稼ぐ。
一人で達成できない契約は交渉して協力達成も有り。
変わったルールながら、一筋縄ではまとめないスプロッターの気概を感じる作品。
でも、流石に線引きパーティーゲームを1時間やると終盤はダレる・・・
FBIとなって、犯罪者を逮捕。
クラマーのカードゲーム。
プレイヤー人数×2枚の犯罪者カードを場に並べる。
順番に手元の犯罪者カードをプレイしていって、手番順を決定する。
手番順の決定後、取る犯罪者カードの色2枚をクローズで決定する。
1番手から最後手番の後、最後手番から1番手というカタン式で2枚の犯罪者カードを獲得していく。
カードが残っていればマイナスのカードでも取らないとイケナイので、バッティング要素も有り。
最終的に色ごとのマジョリティボーナスもあるので、色を揃えて取るのは大事になってくる。
バッティングゲームなので、ルールを十分把握してからプレイするのが良さそう。
5人用のマーダーミステリー。
マーダーミステリーは初プレイ。
みんなが知っているストーリーと、自分だけが知っている情報を持っている。
徐々に自分だけが知っている情報を公開し(させられ)ながら、犯人捜し&個人目標の達成を狙っていく。
各自、隠したい情報があるので、如何にそこを誤魔化しつつ話し合いを続けるか。
マーダーミステリーは初めてだったけど、やり甲斐があるキャラクターで楽しめた。
ただ、嘘を付けないプレイヤーがいたり、凡ミスがあるとつまらないゲームとなりうる危険性は感じた。
1回しか遊べないゲームなので、やり直しがきかないしね・・・
昇順降順でカードプレイ。
「モミジ」のデザイナーの旧作。
春夏秋冬、1~6のカード。
手番では2アクションを実行
・山からカード2枚ドロー
・場の表向きのカードを1枚ドロー
・手札から季節1種類を配置
・ワイルドカードの取得&配置
自分の前には春夏秋冬それぞれ1列ずつ配置できる。
この時、昇順か降順で配置することが重要となる。
というのも端に追加する場合は手札から1枚を捨てるだけでいいのだが、それ以外の場所に配置する場合は手札から2枚捨てなければならない。
春夏秋冬、それぞれにマジョリティボーナスがある。
「裏向きドローが2枚になる」「配置コストが1枚減る」「手札上限が増える」、と中々強力なので積極的に取っていきたい。
2つある山札のいずれかが切れるとゲーム終了フラグ。
カード総数が少ないので、すぐに終わりそうに感じたのだが、実際遊んでみると終わらそうとするとマジョリティを奪われたりして終わらせたくなくなってくる。
凄い面白いゲームってわけじゃないけど、調整の仕方が好み。
このデザイナーも「ロストシティ」が好きなんだろうな。気が合いそう。
今後の新作も注目していきたい。