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ロックアップ

Lockup: A Roll Player Tale

評価:4/10

「ロールプレイヤー」の世界での刑務所が舞台。
「ダイスホスピタル」のデザイナー。

「モルゲンランド」にシステムがソックリ。
裏向きで置くのが2枚だけになっていたり、エリア1位のプレイヤーにマイナス効果のある疑惑トークンが付いたり・・・
何かと工夫の跡が見えるが、個人的には進化というよりは雑味に感じられた。

もともと「モルゲンランド」は好みでないので、この評価。
「モルゲンランド」が好きな人は遊んでみる価値はあるかも。

ロコモモ

Locomomo

評価:4/10

タイルの獲得方法が変に込み入ったタイルパズル。
BGAでプレイ。

場からタイルを獲得してマイボード上に配置していく。
マイボードは5×5のグリッドになっているのだが、各行は左から埋めていかなければならない。
あと、行や列に「ペアで置くと得点」や「同じ動物を置くごとに得点」や「別々の動物を置くと得点」等のルールがある。

場からタイルを取る時の処理がちょっと煩雑。
まず1枚タイルを選んで、そのタイルに示された動物のルールで移動する。
移動先にある同じ色のタイルを全て獲得する。

BGAだと、マウスを当てるだけでどのタイルが取れるかを示してくれるので、サクサク遊べたが・・・
リアルだったら、この確認が無駄な時間な気がしてならない。

あと、行や列を同じ色で揃えるとボーナス点が得られるのだが、この点が高すぎるように感じた。
各自が1色担当することにならざるを得ない・・・
変に絡むと、双方が沈むだけだ・・・

ロケットメン

Rocketmen

評価:6/10

宇宙開発がテーマのデッキビルドゲーム。
ワレス作。2021年。

地球の衛星軌道、月、火星を目指してロケットを打ち上げる。
ロケットを打ち上げるには色々と準備が必要で、まず計画カード、それに必要なロケットカードを何枚か、あと成功率を上げるためのアイテムカード。

準備が整ったら打ち上げを行えるのだが、0~4の数字が書かれた判定カードを規定枚数めくることで成否判定を行う!
1枚ずつめくって、無理だと感じたら中止することも出来る。
早めに中止するほど被害は抑えられ、すぐに再チャレンジできる。
ただ、最後の1枚までめくったうえで失敗した時が悲惨で、計画カード以外の全てのカードは捨て札になって、ほぼ最初から準備をやり直さないとイケナイ・・・

ルールを読んだ段階だと「ワレスって変なランダム要素好きだよなぁ・・・」と思ったのだが、よっぽど無茶をしない限り大失敗は起こらない。
終盤、逆転を夢見て大博打を打つのはありそうだけど、序盤は慎重に早めの中止をする感じは実際の宇宙事業の雰囲気と合っていて良い!

準備にまわしたカードは、打ち上げが成功or失敗するまでデッキに戻らないので、一時的なデッキ圧縮になるのは新鮮で面白かった。

ロストコード

The Lost Code

評価:5/10

シンク・ストレート」のリメイク。

詳しくは覚えてないが、ルール的な変更はないみたい。
拡張がついているみたいだけど、そっちは未プレイ。

「シンク・ストレート」はコンポーネントがチープだったが、それがリッチになった!
システムが地味なので、コンポーネントでそれを補えるようになったのは良いね。

ロビンフッドの冒険

The Adventures of Robin Hood

評価:5/10

ロビンフッドの一味となって、悪政と戦う。
アンドールの伝説」デザイナーによる同系統の協力ゲーム。

リトルジョン役のプレイヤーがやたらと「オープンワールドRPGだ!」と評していたが、物語から自分たちで解決方法を想像して動く必要があって、「北の洞窟で水晶を取ってこい!」と直接説明する昔のRPG程あからなさまな指示はなくなっている印象。
とはいえ、想像は容易なので迷子になることは無かった。

気になったのは、移動距離の曖昧さ。
移動駒を繋げて移動距離を測るのだが、全員協力っていうのも相まって、きわどい部分だと「オーケー!オーケー!届いた!」みたいに緩くなりがち・・・
結果、「アンドール」と比べると簡単にクリアできてしまった。
一人はシビアは監視役が必要だね。

ローリングランチ

Rolling Ranch

評価:5/10

酪農テーマの紙ペンゲーム。
「カートグラファー」のデザイナー。

ダイス2つを振って、「出た目の動物をマスに書く」か「出た目の資材を獲得する」かの2択。

基本的に同じエリア内に同じ動物を書いていく。
ダイスロールで2つともハートが出たら繁殖。
2匹以上動物がいるエリアの1マスを埋められる。

資材は建物の建設に使用する。
十分な資材が溜まると、好きなマスに建物を書いて、永続能力だったり得点が貰える。

建物派で行くか繁殖派で行くかの2択だと思うのだが、途中でスイッチすることは難しく、最初に方針を決めたらあとは突き進むのみという感じかな。

そこまで工夫は見られず・・・あえてこれを選ぶ理由は無さそう・・・

ロビンフット(アミーゴ)

Robin Hoods

評価:4/10

ロビンフットのように貴族から奪うか、他プレイヤーから奪うか・・・
シュティッヒルン」のクラウス・パレッシュ作。

手番では場からカードを1枚か2枚ドローして、役を出す。
役を出すのは任意だが、2枚ドローした場合はマストとなる。

役は2種類、「同色連番3枚」か「同値3枚」

「同色連番3枚」 の場合は、3枚の中の一番高い値のカードを得点として仮確保&3点ボーナス。
「同値3枚」の場合は、他プレイヤーが仮確保している1枚を奪って仮確保。

この攻撃要素が曲者!
攻撃された側が同じ数字1枚を出せれば防御出来るのだが、攻撃側のカードが「3色同値」の場合は防御不可。
防御できた場合、攻撃側も防御側もカードを1枚失うという攻撃推奨のバランス。

同じ色のカードを3枚仮確保すると、それらすべてを獲得できて奪われなくなる。

最大人数の6人で遊んだのも良くなかったのかも・・・
次の自分の手番が来るまで攻撃を耐えないとダメだし、連続攻撃から守ってくれるマリアンも機能しない。

我慢に我慢を重ねて3セット同時につくって確実に得点化していくしかないのか?

3,4人プレイなら、ギャンブルする選択肢もありそうだが・・・それでも遊びたいと思わせる魅力は無い・・・

ロスト・シティ:ボードゲーム

Lost Cities: The Board Game

評価:7/10

ケルト」のテーマ替え。

テーマ以外に大きな変更があって、「昇順のみ」になっている。

2人用の「ロストシティ」と違って、「高ランクカード=価値が高い」では無いので、降順を選べる「ケルト」ルールがシステム的には正解なんだろうが・・・

実際遊んでみると「ロストシティ」ルールの方が面白い!

運要素が高まるんだけど、それで良い!
それよりも、どこでスタートするかのジリジリが増していたり、捨て札が機能するようになっていたり、プラスの方が大きいように感じた。

運を平均化するためか3ラウンド制になっている。
制作側も流石に長過ぎると思ったのか1ラウンドのみのショートゲームもついている。

ローマタクシー

Roman Taxi

評価:4/10

古代ローマのタクシーで稼ぐ。

客を拾って指定された場所に時間以内に届ける。
ド直球ピック&デリバー。
客は相乗り可能なので、効率的に回っていきたい・・・ってことだろうが、一人を届けるので精いっぱい!
場に並ぶ色カードで移動するのだが、次のその色のマスまで一気に進む。
途中に目的地があっても無視して進む!
時間制限もソコソコ厳しいので、寄り道する暇は無い。

ただひたすらピック&デリバリーを続ける作業。

ローレルクラウン:デュエル(テスト版)

Laurel Crown:Duel

評価:6/10

超簡易トレーディング風カードゲーム。
カナイセイジさんのゲームマーケット新作。
2人用。

互いに同じ構成の18枚のカードセットから6枚を選びマイデッキとする。
その中から5枚を好きな順番で並び替えて個人山札にする、残った1枚は控え。

まずは互いの山からカードを1枚ずつ同時出し。
基本的に数字が大きい方が勝ちだが、カード毎に色んな特殊能力があるので、それによって色々起こる。
負けた側は山から1枚めくって勝負!を繰り返して、先にカードが尽きた方が負け。

面白いのは、2点先取っていうルール。
1回勝敗が決した後に、再び6枚から5枚を選んでデッキを再構築する。
相手のデッキ構成が大体わかった上で少しだけ編成を変えられるわけだが、この「少しだけ」の塩梅が上手い!

トレーディングカードのデッキ構築の面白さをギュッと凝縮したようなプレイ感。

是非とも製品化してほしいが、その際にどんな感じの調整が入るのか。
チャレンジャーズ!」風に多人数対応してくれたら最高なんだけどな。