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リフト・バレー・リバース

Rift Valley Reserve

評価:5/10

シートをドラフトする紙ペン。
紙ペンには珍しいプレイヤーインタラクションの高さ。
BGAでプレイ。

各自、シート1枚と自分の色のペンを持ってスタート。

全員同時にシートに○か△かラインを描く。
その後、シートを左隣に渡す。

ラインを描く場合は自分の○2つを繋ぐように描くのだが、1回しか曲がれない。
あと、他の○や△が通過できないのはもちろん、他のラインとも交差できない。

自分のラインを様々なエリアに引いたり、動物の隣に引くことで得点。
このラインが得点の鍵となるので、ねらっていくのだが、○を2個描いてラインを引く間にシートが3周する…
この3周の間、他のプレイヤーに邪魔されないようにしないとイケない…

もちろん邪魔ばっかりしても自分の得点を稼げないので、許してもらえそうなギリギリを狙っていく感じか・・・

邪魔されたのが丸見えなので、人によっては不機嫌になっちゃうかもしれないけど・・・
短いゲームなので気楽にやるのが吉。

リバイブ

Revive

評価:6/10

地球環境を破壊した人類の再生。
レベル・ノックス」のデザイナーグループ(有名どころはスベンソンとオストビー)。エッセン新作。

「レベル・ノックス」とは打って変わって、本格派長時間ゲーム。

色んな要素が組み合わさっているけど、少し変わったデッキビルド&カードプレイと、場合によっては協力関係にもなりえる陣取り、あと非対称個人能力ボードあたりが見どころだろうか。

SFっぽいテーマもあって、最初ルールがイマイチ頭に入ってこないが、一度わかると迷うことは無い。
各リソースの使い道は明確だし、カードの色もリソースとおおよそ紐づいているので、変な混乱は無い。
個人ボードがおおよその指針を示してくれるので、初回プレイでもスムーズに入っていける。
これだけの要素をここまでわかりやすくまとめる手腕は見事!

キャンペーンモードという名の拡張が5種類も付いているので、それがどれだけ変化をもたらすか・・・
そのあたりも遊んでから再評価してみたい。

リベルテ

Liberté

評価:6/10

フランス革命時の選挙がテーマ。
ワレス。1998年。

穏健派(青)、急進派(赤)、王党派(白)の3つの派閥がフランス内の27の地域で票を取り合う。
このプレイヤーはこの派閥と決まっておらず、駒を配置する際に好きな派閥の駒を配置することが出来る。
ラウンド最後、地域ごとにどの派閥が取ったかを判定していき、一番多くの地域を取った派閥が新政府となり、それに1番貢献したプレイヤーと2番目に貢献したプレイヤーが得点を得る。
第2派閥に一番貢献したプレイヤーも得点を得る。

基本ルールは簡単で「カードプレイ」か「カードドロー」を繰り返すだけ、なのだが、様々なオリジナリティあふれるルールがある。
プレイしたカードを捨て札にせずに自分の前に置いて次ラウンドに繰り越せるルールだったり、1つの派閥に肩入れしすぎると別派閥へのスイッチが難しかったり、唐突にゲームが終わるサドンデスルールだったり・・・

これを20年以上前に作っていたとは・・・
今更ながらワレスの才能を感じた。

今回、ちょんぼであっけなく終わってしまったので、再戦して評価しなおしてみたいゲーム。

リフトフォース:ビヨンド

Riftforce:Beyond

評価:7/10

リフトフォース」の拡張。
キャラクター が追加されて、4人や3人でのペア戦ルールが追加された。
ソロルールも追加されている。

2人vs2人のペア戦をプレイ。
各プレイヤーは、キャラクターを3種類ずつ担当。(基本ゲームだと4種類)
チーム内には3×2=6種類存在することになる。

エリアも5エリアから6エリアに増えていて、さらに各プレイヤーの担当エリアが半分ずつに分割されている。
担当エリアと言っても、カードの配置や起動に影響は無くて、「カード補充&エリア得点」のアクションを選んだ際に自分の担当エリアからしか得点を得られないだけ。

他に大きな変更は無い。

純粋にペア戦が楽しい!
互いのキャラクターの能力が上手くコンボしたり、仲間が能力起動のカードをもっていることを賭けてのギャンブルプレイだったり。

新たに増えたキャラクターの能力もそこまで派手過ぎないが組み合わせ次第で活きそうな感じ。
とても良い拡張!

リベルタリア

Libertalia

評価:5/10

能力持ちカードで同時出し手番順決定。
パオロ・モリ作。
BGAでプレイ。

全てのプレイヤーは同じ構成のカードセットを持つ。
1枚同時出して手番順を決定。
その順番で、プレイヤー人数分置かれているお宝チップを1枚ずつ取っていく。
お宝チップには悪い効果の物もあるので、どこで手番順を取りに行くかが大事になる。

あと、各カードには特殊能力があって、1回出したら以降ずっと得点を生み出すものだったり、ラウンドの最後に条件を満たすことで得点を生み出すものだったり、出した際に即時効果があるものだったり、様々。

カードテキストに対しては心が狭い方なので、ここまで種類があると心理戦のとっかかりを通り越して邪魔になってしまう・・・
カードテキストが好きな人にとっては心理戦の良いフックになるんじゃないでしょうか。

ラウンドまたぎのカード補充はキッチリしていて不平が出ないようにしているあたりは評価できる。

リビングフォレスト

Living Forest

評価:6/10

精霊となって聖なる森を鬼火から守る。
ルドノートのエッセン新作。新人デザイナー。

メインシステムはデッキビルド&めくりバースト。
個人山札からカードを1枚ずつめくっていく。
孤独マークが3枚以上めくってしまうとバースト。
バーストした場合は1アクションだけ実行。
バーストしなかった場合は2アクション実行。

主なアクションは
「太陽シンボルを使ってカード獲得(デッキビルド)」
「草シンボルを使って木タイル獲得(永続の追加シンボル&勝利条件)」
「水シンボルを使って炎タイル獲得(勝利条件)」
「風シンボルを使って周回トラック前進(追加アクション&他プレイヤーからタイルを奪う)」
と、めくったカードのシンボル数で強さが変わってくる。

誰かが3つの勝利条件のうち1つ達成したらそのプレイヤーの勝利。
「木タイルを12種類取る」
「炎タイルを12枚取る」
「花シンボルを12個出す」

手続きやルールが洗練されていて遊びやすい。
それでいて、共通のお邪魔である炎の除去だったり、トラックのレースでのタイルの奪い合い等、ちょっとしたインタラクションが効いている。

時間が無かったので早回しで遊んでしまったのだが、ゆっくり遊んで真価を確かめてみたい。

リンク(ペアペア連想ゲーム)

Linq

評価:5/10

自分と同じお題を見ているパートナーにヒントを送る。
古めのワードゲーム。

同じお題が書かれたカード2枚ずつ入ったカードセットと?のカードを1,2枚。
これをシャッフルして各プレイヤーに1枚ずつ配る。

自分の受け取ったお題と同じお題を見ている人に向けてヒントとなる言葉を送って、互いにペアを言い当てられたら得点。
ただ、あまりに分かりやすいヒントを送りすぎると、他プレイヤーにもペアを見破られてしまい、得点を奪われてしまう。

?カードを引いてしまった人は、誰ともペアでは無いので似たようなヒントで他プレイヤーの予想をかき乱す。

かなり前から持っていたのだが、中々プレイする機会に恵まれずようやくプレイ。

発売当時は結構話題になっていた気がするのだが、今遊ぶとちょっと色あせて見えるというか・・・
今遊ぶなら「デクリプト」とか「コードネーム」等、もっと洗練されたワードゲームがあるからね。
コンポーネントの垢抜けて無さも悪い方に働いてそう・・・

これはこれでシンプルな面白さがあるけどね。

リフトフォース

Riftforce

評価:6/10

バトルライン風のカード配置で殴り合い。
今年のKDJ推薦リスト入り。

見た目や概要は純度100%のアメゲーっぽいけど、意外とユーロの血が入ったTCGライクゲーム。

10種類の種族から4種類ずつ選んでマイデッキを構築。
種族ごとに9枚のカードがデッキに入るのだが、構成は全部同じ。(5×4枚、6×3枚、7×2枚)

手番では、「カードプレイ」「カードのアクティベート」「列のチェック&ドロー」のいずれかを行う。

「カードプレイ」は「同じ数字」か「同じ種族」のカードを3枚までプレイ可能。

「カードのアクティベート」は手札からカードを1枚捨てて、配置済みのカードの能力を発動する。
捨てたカードの「数字」か「種族」を宣言して、その種類の配置済みの全てのカードの能力が発動する。
能力は相手側のカードにダメージを与える+種族ごとの特殊効果という感じ。
相手のカードの数字以上のダメージを与えると除去して1点獲得。

「列のチェック&ドロー」は各列をチェックして、自分側にカードがあって、相手側にカードが無い列毎に1点獲得。
その後、手札が7枚になるまで補充。

パワーで敵のカードを除去して得点を稼いでいくか、テクニカルにカードを移動させて列の支配で得点を稼ぐか。
ルールは少ないが考えどころは多い。
見た目に騙されずにユーロゲーム好きにも是非遊んでもらいたい。
Tabletopiaでも遊べるよ。

リバーサイド

Riverside

評価:6/10

ノルウェー(?)の観光船がテーマの紙ペンゲーム。
マングロービア」のデザイナー。エイリフ・スヴェンソンと兄弟のアスムンド・スヴェンソンの共作。

白、黄、茶、青、赤、緑の6つのダイスを振る。
緑のダイスはボーナスダイスなので避けておいて、他の5つをダイス目順に並べて中央の目がこのラウンドの速度となる。
速度より大きな目のダイスは緑ダイスの側に置いておく。

全員共通で使う観光船駒を速度分だけ進める。
緑以外のダイスを1つ選択して、その色のトラックをダイス目分だけ塗りつぶせる。
この時、緑ダイスの目も加算することが出来るのだが、そうした場合、燃料を消費してしまう。
緑ダイスの側に置いているダイス(大きな目のダイス)を選択した場合も燃料を消費してしまう。

その後、観光船駒から3マス以内の観光地へ観光に行く。
観光地の価値とその色のトラックで塗りつぶしたラインの乗算の得点が入る。
観光地の得点は徐々に大きくしていかないとダメなので、最初から飛ばし過ぎないようにすることも大事。
ここら辺はオストビーとの共作の「アベニュー」を感じるね。

非常にソロプレイな紙ペンゲームだが、上手くいくと爆発的に得点が入るようになっている部分と、限られた燃料をいつ使うのかの判断どころが面白い。
なかなか面白い紙ペンゲームの中では上位の方。

リーパーズ

Reapers

評価:5/10

死神たちの遊ぶゲームという設定のトリックテイキング。
キックスターターで出資募集中。
Tabletop Simulatorでプレイ。

2~10とデーモン(D)が4スート、あとリーパーカードが4枚。
1枚カードをめくって切り札を決定後、カードを3枚ずつのセットにして場に表向きで並べる。
カタン的な手番順で1セットずつ取って手札を形成していく。

マストフォロー切り札有り。
勝者はトリックのカードを全て取るんじゃなくて、一番低いランクのカードを1枚だけ得点札として獲得する。
デーモンは最強ランク扱い。
デーモンが登場したトリックでは一番低いランクのカードでは無く、デーモンカード1枚を獲得する。
デーモンカードは最終的に自分の最高の得点札1枚を2倍にする。

リーパーカードは「ウィザード」でのジェスター的ないつでも出せる最弱カード。(リードで出すことは不可)
最初のセットアップで余った3枚セットがリーパー得点札として場に残っている。
リーパーを出すとリーパー得点札の一番小さいカード1枚を得点として獲得する。(各トリックで最初のリーパーのみ)

手札決定後に、各自が自分の目標カードを1枚伏せる。
目標は「獲得ポイント2位になる」「獲得ポイント最下位になる」「目標無し」の3種類。
目標を達成しようがしまいが獲得したカードは得点となる。

最初に手札を形成する部分が特徴なのだが、オンラインで5人で遊んだこともあって全然記憶できない・・・
それもあって、プレイ感は普通のトリックテイキングとあんまり変わらない。
点差も付きにくいので、ルールを読んだ時に思ったよりもシビアなゲームでは無かった。

5人プレイが適していない気もしているので、少人数でも遊んでみたいが・・・
キックスターターの締め切りは迫っている・・・どうする!