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ピア18

Pier 18

評価:5/10

桟橋を伸ばしていくシンプルなミニマルカードゲーム。
2~3人用。
BGAでプレイ。

カード総数が18枚しか無いので3人までしか遊べない。
システム的には何人でも問題無さそう。

最初に手札3枚から桟橋の土台となるカード1枚と、最後にプレイするカード1枚を選ぶ。
最後にプレイするカードは個人目標カードも兼ねていて、最終的にこのカードに書かれた目標を達成することで得点。

プレイ自体もシンプルで4枚めくられたカードを1枚ずつとっていくだけ。
取ったカードは自分の桟橋を伸ばすように重ねて置いていく。
アイコン毎に得点形式が異なるので、それらの条件を満たしつつ、自分の個人目標を満たすことを目指していく。

新しさは皆無だが、ミニマルなカードゲームとしては及第点の出来だが、3人プレイだと最初のカードピックでほとんど勝負が決する気がする。

ヒベルニア

Hibernia

評価:6/10

ギスギスしないバチバチの陣取り。
アルモリカ」のデザイナー。

隣接しているエリアへ戦士駒を置き合って陣取り。
同じエリアに他プレイヤーの駒がいると1対1の対消滅。
と、バチバチの殴り合いを予感させるルールなんだけど、遊んでみると意外と爽やか。

まず、駒を配置するエリアの色がダイスロールで決定されるので、「しかたなく殴る」ことになる。

さらに、手番最後に自分が支配しているエリアから得点を得るのだが、これが「レイクホルト」式の必要なエリアが移り変わっていくシステムになっている。
これによって、必要となるエリアが移り変わっていくので、1つのエリアに執着する必要が無くなる。

あと、プレイ時間が短くて、15分ぐらいで終わるので、殴られた傷みも一瞬で消え去る。

アルモリカ」「キタラ」「カンブリア」と作っているデザイナー。
一風変わっているけど、しっかりオリジナリティある表現をしてくる。
今年も新作を発売するみたいだから注目したい!

ビーンストーク

Beanstalk

評価:5/10

軌道エレベーター周辺での輸入業。
遊星からのフリーキックさん作。

共通のメインボード上で「ぷよぷよ」をして、タイルが揃ったら、対応する建物を持っているプレイヤー間で分配する。
タイルを使って新たな建物を購入してより多くのタイルを獲得していく。拡大再生産。

なかなか面白い試みのゲームだが、バランスはちょっと危ういかも。
拡大再生産のブレーキが無いので、序盤に良い建物を取れるか取れないかで明暗が分かれちゃう感じ。

説明書のイントロダクションが妙に熱いところも見所。

火と石の時代

Fire & Stone

評価:4/10

原始時代の人類の発展。
「カルカソンヌ」デザイナーの新作。

盤面には裏向きのタイルが敷き詰められている。
アフリカ南部からはじめて、世界をドンドン探索していく。
移動先のタイルをめくって対応するアクションをする。

動物を狩ったり、その動物を加工して食料や袋を作ったり、食材を集めて能力カードや得点カードを獲得したり、食料を使って集落を建設したりしていく。

とても古臭いプレイ感でパーティージョイっぽい。

ヒステリーコーチ

Hysteri Coach

評価:4/10

コーチの指示出しで完璧なフォーメーションを目指す。
リアルタイムパーティーゲーム。

2チームにわかれ、その中の1人がコーチとなり、他が選手となる。
7人の選手にはそれぞれ名前が割り当てられていて、ゲーム中はその名前で呼ばないとイケナイ。
で、コーチだけが知っている理想のフォーメーションを取るために、選手に指示出し。
この時、背番号やプレイヤー自身の名前ではなく選手名を言わないとイケナイ。
さらに、右、左のような方向用語も使えず、ジェスチャーで指示だししなければならない。

ギャーギャー騒がしいプレイ感を想像したのだが、それほど混乱は無く、システマチックに作業をこなす感覚が強い。

ピーク・ア・マウス

Peek-a-Mouse

評価:5/10

ネズミの家を覗き見。
子供向け協力ゲーム。

4つの部屋に仕切られたネズミの家。
上箱をかぶせて中が見えないようにする。
そこにアイテムチップをジャラジャラと入れて軽くゆする。
箱の上の小さな穴に懐中電灯をセットしてスイッチオン!
電気が付いている間に、箱横の小さな窓から室内を覗き見て、どこの部屋にどのチップがどの面を向いて置かれているかを確認する。

電気が消えると、「このチップはどの部屋にある?」「この部屋にはどんなアイテムがある?」等の質問に答えていく。

電気が付いている時間は30秒だけなので、1人で全部を確認することは難しく、奉行問題は無い。
それぞれの記憶を元にあーだこーだ言うのは一体感があって良い!

ビヨンド・ザ・サン

Beyond the Sun

評価:6/10

汚染された地球を捨て他の惑星への移住する人類。
Tabletop Simulatorでプレイ。

一見複雑そうに見えるが、意外と構造はシンプル。

手番では、各自1つだけ持つワーカーを移動させて、そこのアクションを実行。
その後、3種類の収入のいずれかを選んで獲得。

リソースは大きくわけると人と鉱石の2種類だけだし、やることもおおざっぱに分けると研究か入植の2種類。

テックツリーをプレイヤー達で作り上げていくのと、研究者、入植者、宇宙船というリソースを同じダイスで表現しているのが今作の特徴。
特にダイスでリソースを表現しているのは、限られた人口をどう振り分けるかを上手く表現できていて、ゲーム展開に面白い効果を生み出している。

かなり良く出来ているゲームだが、個人的には都度都度めくられるカードに若干カオスを感じる・・・
その分、争いがあってもそこまで被害が大きくないソロ寄りに調整しているのにはデザイナーの技量を感じる。

ヒバチ

Hibachi

評価:6/10

「サフラニート」のリメイク。
スパイスの調合から鉄板料理にテーマチェンジ。

ルールに1つ大きな変更がある。
どの皿にも載らなかったチップ毎に「唐辛子」カードが貰える。
「唐辛子」2枚で任意の食材1枚分となる。

「サフラニート」では何も取れないラウンドのやるせなさがあったが、それが軽減されて良い変更じゃ無いでしょうか。

3枚達成で勝利なのだが、2枚達成したあたりで「ちょっと長いな・・・」と評価が下がりかけたところで「お金が無い!売る必要が!」の気づきで評価がV字回復するのも「サフラニート」と同じ流れだった。

ピース オブ パイ

Piece of Pie

評価:5/10

パイの再分配。
マヤ」「マンダラ」のベンジャミン&ギルバート。

場に4つのパイ。(4人プレイ時)
ここから1切れ取って自分の前に置く。
そうやって、自分好みのパイを完成させる。

全員共通の目標が3枚と、各自秘密の目標が1枚ずつ。
共通目標は
「2個飛ばしで同じタイルを置いていると2点」
「チョコレート1点、隣接したホイップが3点、クッキー3種で5点」
みたいな感じ。

個人目標は単純で「〇〇タイルはそれぞれ1点」。

タイルはどれでも取れるわけじゃなくて、各パイで最初に取れるタイルは決まっていて、それが取られると、その空きマスから隣接するタイルが取れるようになる。
自分の前への配置も隣接するように置かなければならないという制限がある。

すごくシンプルながら、ちょっとした考え所もあって面白い。
ただ4人だと次の手番を読むことは難しいので、気楽に遊ぶ感じになる。
人数が減るごとにやりごたえが増していくんじゃないかな。

ピクトマニア(新版)

Pictomania

評価:7/10

素早く描くことが大事なイラストゲーム。
「コードネーム」のフヴァチル。

似通ったお題の中から各自1つずつ自分のお題を決められる。
「よーいスタート!」で自分のお題を描く!
イラストが描き終わったら、他プレイヤーのイラストを見て、どのお題かを予想!
早く当てる程高得点!
自分のイラストは、他プレイヤーに当ててもらえなければマイナス点となる。

丁寧にイラストを描いていると、予想開始も遅くなる。
素早く且つわかりやすく描く!

かなりシンプルなルールで、すぐに理解できるしテンポも良い!
4ラウンドのフルゲームでも15分ぐらいで終わるのも良い!

新版になって、ルール簡略化されているみたい。
アクが抜けて洗練されている。

一般的なお絵かきゲームかと思ってたけど、
想像していた倍は良く出来ていた。