0と1の並びを独自の記憶術で記憶。
ゲームマーケット新作。
黒と白、0と1のカード。
手札8枚で、最初のプレイヤーは1枚を一度見せてから捨て場に裏向きで置く。その後ワンドロー。
次のプレイヤーは、捨て場のカードの数字が何だったか(色は関係なし)宣言&確認してから、手札から1枚を一度見せてから捨て場に裏向きで置く。
これを繰り返して、宣言失敗すると1ダメージ。
誰かが2ダメージ負うと終了。
これだけだと普通の記憶ゲームなんだけど、「手札を使って並び順を記憶して良い」っていうのがルールに書かれている。
5,6枚までなら愚直にカードを並べて置けば十分なのだが、徐々に手札が足りなくなってくる!
ここで、カードの色が意味を成してくる。
「黒は1枚扱いだけど、白は2枚扱いにしよう」とか、「黒0は”00″、黒1は”01″、白0は”10″、白1は”11″としよう」とか独自の記憶術を編み出して、情報を圧縮していくのが鍵となる。
僕はデジタル思考で記憶してたけど、人によってはもっとアナログな方法で記憶していて個性が出て面白い!
さらにいやらしいのは、手番ごとに捨て札の並びが逆になるようになっていて、手番ごとに前と後ろ順番に数字が追加されていくことになる。
これと、プレイと補充で入れ替わる手札によって独自記憶術が崩壊してくるので、後は自力記憶に頼らざるを得なくなってくる!
凄い発想のゲームだ!
オインクゲームの佐々木さんのプライベート作みたいだけど、完全に商用レベルの出来だと感じた。(オインクで出すにはマニアック過ぎるのかな?)