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エアロプレーンズ

評価:6/10

ワレス作の飛行機黎明期の航空会社経営。

ルールはシンプルで5つあるアクションから1つを行うだけ。

「飛行機の購入」「空港の設置」「乗客の獲得」「特殊タイルの購入」「パス」。

「飛行機の購入」は「オートモービル」のように徐々に新型が安くなるシステム。

飛行機を購入すると、空港チップを獲得できると共に乗客を乗せるスペースを確保できる。

この獲得した空港チップを「空港の設置」で盤面に配置する。

乗客チップは出発地と行き先が示されていて、双方に自分の空港を置くことで獲得できる。

ここら辺のアクションの絡みは上手い!

基本システムはガチガチのシステムなんだけど、ワレスゲームによくあるダイスロールも健在。

空港の設置時はダイスロールをして規定値以上を出さないと置けない。(特殊タイルやお金で補填は可能)

あと、最大の特徴は「毎ラウンド、スタートプレイヤーがダイスロールで移る」。

「ロンドンに空港を置いて・・・これで、次にロンドン-ベルリンの乗客を獲得できるぞ」って思ってたら、スタートプレイヤーが変わって、下家のプレイヤーに乗客を取られちゃったりする。

まぁ、このダイスロールが無かったら更にガチガチのゲームになっちゃうわけだけど、不運で計画を台無しにされる感じは人を選ぶだろうね。

最初から、そういうもんだと割り切って遊べば楽しめるが、 長時間ゲームなだけに心構え無しで挑むと怪我しそう。

エスノス

評価:6/10

ラミー+マジョリティ。

箱絵からの印象はアメゲー全開だが、システム的にみるとかなりユーロ。

種族と色の2要素を含んだカード。

このカードを手札にため込んで、「種族が全て同じ」か「色がすべて同じ」セットにしてプレイ。

セットの中の1枚をリーダーとして、その色のエリアに駒を置くことが出来、さらに種族の能力を発動できる。

このゲームの最大の特徴は、カードプレイ後に手元にカードは1枚も残せないっていうルール。

セットに関係ないカードは場に並べられ、カードドローの対象となってしまう。

他プレイヤーがカードプレイしたら、場にカードが並ぶので、それを期待しての我慢比べ。

山引きしなくないのに、山引きしか選択肢が無いって状態が良く起こるので、運ゲーと感じやすそう。(実際、運の割合は高い気はするが・・・)

勝負所は分かり易いし、選択肢も広く無いので万人受けする楽しさがある。

4人と6人でプレイしたが、断然4人プレイの方が良った。

また、入れる種族によってプレイ感も代わるので、プレイ人数に応じた種族選択が大事になりそう。

エンペラーズチョイス

評価:6/10

皇帝の信頼を得て、自分に有利な政策に導く。

オカズブランド新作。

まず手番順を周回競りで決めるのだが、この競り方式が特徴の1つで面白い部分。

カードを使って競り上げ競りを行うのだが、パスアウトした時に一部だけ消費する。

3位でパスアウトしたら、3番目に強いカードを消費、1位でパスアウトしたら1番強いカードを消費する。

少ない枚数だと遅い順位の場合、何も消費しなくて済むことになる。

そんな競りで決まった手番順でタイルセットを獲得したり、競りに使うカードを購入したりしていく。

ラウンドの最後に決算があって、信頼度が高いプレイヤーが決算を行う政策を決定する。

様々な要素を詰め込んで、きちんとまとめ上げている。 

個人でこれを作り上げるのは見事。

エコ

評価:6/10

どこかの惑星での多人数アブストラクト。

「フリークショップ」のデザイナー。

移動 or 建築をしていく。

移動は自分の駒の上にスタックしたり、より低い敵駒を排除することが出来る。

建築は自分のスタックから建築コスト分の駒を消費する必要がある。

他プレイヤーによる攻撃や建築によって取り除かれた駒は個人ボード上に移されるのだが、手番の最後に行われる増員フェイズで盤面に戻される。

この時、他プレイヤーの建物に隣接していない自分の駒上にしか戻せない。

このルールによって、徐々に増員が難しくなっていきゲームは収束するようになっている。

また1スタックは4段が最高でそれ以上高くは出来ない。

更に4段のスタックは1段のスタックによるカミカゼアタックと負けてしまう。

なので、早い段階で安易に4段にすることは自殺行為となりえる

若干トリッキーなルールはあるが、少なめのルールで面白い展開を生み出している。

2人プレイと4人プレイをやったけど、2人プレイの方が納得感があってオススメ。

4人だと、マルチ要素が強まりすぎてカオス&冗長。

3人プレイだとどうなるのか試してみたい。

エルドラド(クニツィア)

評価:6/10

伝説の土地エルドラドを目指す探検レース。

クニツィアが作ったデッキビルド。 

ニュルンベルク新作。 

デッキビルド部分は「ドミニオン」とほぼ一緒だが、使わなかったカードを次手番に持ち越せる。

カードは3種のリソースカード(鉈、オール、お金、オールマイティ)とアクションカード。

リソースカードは移動とカード購入に使用できる。

移動に使った場合はカードに描かれているアイコンのマスを移動出来る。

購入の場合は基本的にお金を使うのだが、他のカードも1枚あたり0.5金として使える。

アクションカードはドロー系、デッキ圧縮、等々でそこまで複雑なものは無い。

最初にエルドラドに到達したプレイヤーが勝者となる。

レースとデッキビルドの組み合わせは良いみたい。

コースが最初から見えているので、中盤では必要だけど終盤は一切いらないカード、途中は邪魔カードだけど終盤に強烈に必要なカード、みたいなものを最初に読み解くことが大事になる。

カードサプライが固定なのでコースレイアウトで変化をつけたわけだ。 

出し尽くされた感のあるデッキビルドで、新たな面白さを生み出している。

何よりも感じるのはクニツィアらしさの無さ。 

クニツィア臭を消してちょい前トレンドを調整する!クニツィアが新境地に到達したか!?

3人と4人で遊んだが、4人の方が断然面白い。

ライン取りの絡みが増すし、何よりも各カードが3枚ずつしかないのでキーカードの取り合いが熱くなる。

あと、最初のコースは簡単すぎる気がするのでゲーム慣れしてるならいきなり他のコースでも良さそう。

エンデの建国者

評価:5/10

エンデ島での建国を目指す開拓ゲーム。

「枯山水」の山田空太さん新作。

土地から資源を得て、資源を消費して建物を建てて更なる収入や得点を得るっていう「カタン」っぽい流れ。

ただし、ダイスロールは無くカードプレイのみ。

内容が少し異なるカードセットがプレイヤー間を循環していくのが特徴。

セットアップ以外に運要素が無いガチガチなゲーム。

更には、戦争っていう要素もあってままならない。

が、山田空太さんが生み出す独特な平和感で中和されている。

新しい!って部分は無いのだが、丁寧にまとめられていて違和感が無い。

懸念点としては、ルールライティングの分かりにくさと、展開が狭そうな部分だろうか。

(各建物の横に描いてある騎士のマークが何を表すかの記述が無いのだが、「その建物を建てたら戦力を上げる」って解釈で良いのだろうか?)

今回は簡易版ということなので、ブラッシュアップされた製品版に期待!

エクスペディション

評価:5/10

世界各地の名所を巡る旅。

クラマーの96年作品のリメイク。

3つの探検隊を自分の目的地へ導く。

ただし、探検隊は共通で使う上に、一度通った道は通れないのでコントロールが難しい。

チケットを支払えば「連続手番」、「探検隊の後戻り」等が出来る。

手番をパスすることでチケットを獲得できるので、状況に応じて上手く緩急をつけていきたい。

元の版をプレイしてないので違いはわからないのだが、昔っぽいゲームデザイン。

ゲームとしてもそれなりに面白いのだが、どちらかといえば教育的な面が強そう。

エタニティ

評価:6/10

切り札が変わるトリックテイキング。

エッセン新作。

3スート、1~14。

(4人プレイ時)10枚ずつカードを配って、残った2枚は切り札決めエリアに置く。

マストフォロー、マストラフ(フォローできない時は出来るだけ切り札を出さないとダメ)。

切り札がコロコロ変わるのが特徴で、切り札エリアに一番置かれているスートが切り札になる。

さらに、リードプレイヤー以外の1人だけが、フォロー無視して任意の1枚を横向きで出すことが出来る。

トリックには参加せず、カードに示された数だけ盆栽チップを受け取る。

さらに、横向きのカードはトリック終了時に切り札置き場に置かれて、切り札変化が起こる。

得点はトリック数と盆栽チップで決まる。

トリック数=盆栽チップが理想。盆栽チップ分の得点+ピッタリボーナス。

トリック数>盆栽チップの場合は、盆栽チップ分の得点。

トリック数<盆栽チップの場合は、0点。

フォロー無視して捨て札ってのが不安だったのだが、盆栽チップの取りすぎが怖いのでそこまでカオス化しない。

切り札の変化もそこまで頻繁に起こらないので、ここも予想は可能。

ルールから受ける印象よりも、真っ当なプレイ感。

その分、このゲームならではの面白さがない気がするけど・・・もう何回か遊んでみたい魅力はある。

エッグオン

評価:4/10

鳥達の求婚バトル。 

・ 

各プレイヤーは同じ構成のカードセットを山札にするのだが、シャッフルするんじゃなくて、自分で順番を選んで山札を作る。 

ここが一番の特徴。 

で、そこから5枚引いて手札に。 

・ 

ゲーム的にはシンプルなマジョリティ争い。 

雌鳥に対して虫カードをプレイしてマジョリティ狙っていく。 

誰かが結婚カードをプレイしたら、結婚フェイズに移行。 

自分が虫カードを置いている雌鳥カードには結婚カードをプレイできる。 

全員が結婚カードを出すのに満足したら、求婚フェイズへ。 

自分が結婚カードをプレイしている雌鳥に虫カードを追加していける。 

全員が虫カードをだすのに満足したらマジョリティチェックして、最多のプレイヤーが卵をゲット! 

・ 

得点できなかった虫カードも捨て札っていう厳しいバトルなので、みんな結構慎重になって地味な展開に。 

・ 

海外の同人って感じで、癖のあるイラスト以外これといった見所は無いかな…

エクストラ

評価:6/10

クニツィアによる、ダイスバーストスゴロク。

2つのダイスを使うスゴロクなのだが、出たダイス目だけ進むわけでは無い。

出たダイス目を0~5のマスに置き、次の手番まで残っていればマスの数字だけコマが進む。

「手番まで残っていれば」ってことは、残らないことがある。

他のプレイヤーがダイスを置いた際に、そのマスよりも大きいマスに置かれているダイス目が負けているダイスは吹っ飛ばされる。

大きい出目なら、高めのマスに置いても安心だが・・・

小さい出目なら、低めのマスに置いておくか、大きい出目が出るまで振りなおすか。

振り直しは何回でもできるのだが、×印が出ちゃうと手番終了。

スゴロク、ダイス、バーストっていうベタな要素だらけでありながら、新鮮なプレイ感を生み出すとは。

流石。