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カロ

評価:6/10

1パッケージで3種類の二人用アブストラクトが遊べる。(写真はUP&AWAY)

全てのゲームに、なんとなくの共通点はあって、「コマの飛び越え」と「コマの裏返し」がテーマっぽい。

●4つの環

変則4目並べ。

コマを移動させて裏向きのコマで4目を作ることを目指す。

最初コマは全部表向きなので、序盤は自分のコマを裏返すこと目指す。

裏返すにはどうすれば良いかというと、他のコマを飛び越えて移動すると移動したコマが裏返る。

この裏返す工程が入ることで、やり尽くした感のある4目にモヤモヤ感が生まれる。

あと、盤面を構成しているプレート自体も動かせるのだが、これは想像よりも派手なものではない。

ちょっと制限のある広い盤面という感じ。

●ホッパー&スニーカー

3×8の長細い盤面でのダイヤモンドゲームっぽいゲーム。

自分の駒6つ全てを相手陣地内に移動することを目指す。

表か裏でコマの動き方が違う。

表(スニーカー)だと8方向どこでも1マス移動。(王将の動き)

裏(ホッパー)だと隣り合うコマを一直線に飛び越える。

どちらの場合も、動かした後コマは裏返る。

3つのゲームの中では一番わかりやすいルール。

ホッパーを孤立させないことと、最後の車庫入れはしっかり考えよう。

●UP&AWAY

自分のコマを取り除いていって1個にすることを目指す。

裏のコマで裏のコマを飛び越えることで、飛び越えられたコマを取り除くことができる。

最初は全部表向きなので、「4つの環」と同じようにまずコマを裏返さないと始まらない。

一気にたくさんのコマを取り除くことも可能で、それができたら爽快。

どのゲームも10-20分ほどで終わるし、そこそこ悩める。

立体4目には飽きたけど、ギプフシリーズはちょっと重いっていう人には調度良い中級のアブストラクト。

どれが好きかは人それぞれっぽいけど、僕はUP&AWAYが好き。

Published in ボードゲーム