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ハダラ

評価:6/10

ライトな文明発展ゲーム。

ハンスのニュルンベルク新作。

「クラウン・オブ・エマラ」のデザイナー。

ボードはあるものの基本はカードゲーム。

盤面には5種類(色)のカードデッキ。

3ラウンド制で各ラウンドは2フェイズに分かれている。

フェイズAは同時進行。

各プレイヤーは、各々が指定された山からカード2枚を取って、1枚を選び取り、もう1枚を取った山札の横に捨てる。

選び取った1枚は、「金を払って購入」か「売却して金を得る」の2択。

これを各山からカードを取るように5周繰り返す。

そうすると、各捨て山にはプレイヤー人数分のカードが捨てられていることになる。

フェイズBでは、手番順に任意の捨て札山からカードを1枚選び取って、フェイズAと同じように「購入」or「売却」。

カードを購入してステータスを上げることで、収入を上げたり、軍事力を上げて植民地開拓したり、文化力を上げて彫像を作ったり、人々を維持する食料を確保する。

手続きはシンプルながら悩ましさは残っていて、「リフトオフ」と似たソロプレイ寄りで、それぞれが楽しいプレイ感。

同じデザイナーで違うメーカーの90分級、ペガサスの「クラウン・オブ・エマラ」とハンスの「ハダラ」。

「クラウン・オブ・エマラ」の方が攻めたデベロップ。

時代のニーズに合わせるってことなら、「ハダラ」で正解なんだろうけど、ハンスには時代を作ってほしい!

Published in ボードゲーム