ライトな文明発展ゲーム。
ハンスのニュルンベルク新作。
「クラウン・オブ・エマラ」のデザイナー。
・
ボードはあるものの基本はカードゲーム。
盤面には5種類(色)のカードデッキ。
・
3ラウンド制で各ラウンドは2フェイズに分かれている。
フェイズAは同時進行。
各プレイヤーは、各々が指定された山からカード2枚を取って、1枚を選び取り、もう1枚を取った山札の横に捨てる。
選び取った1枚は、「金を払って購入」か「売却して金を得る」の2択。
これを各山からカードを取るように5周繰り返す。
そうすると、各捨て山にはプレイヤー人数分のカードが捨てられていることになる。
フェイズBでは、手番順に任意の捨て札山からカードを1枚選び取って、フェイズAと同じように「購入」or「売却」。
・
カードを購入してステータスを上げることで、収入を上げたり、軍事力を上げて植民地開拓したり、文化力を上げて彫像を作ったり、人々を維持する食料を確保する。
・
手続きはシンプルながら悩ましさは残っていて、「リフトオフ」と似たソロプレイ寄りで、それぞれが楽しいプレイ感。
・
同じデザイナーで違うメーカーの90分級、ペガサスの「クラウン・オブ・エマラ」とハンスの「ハダラ」。
「クラウン・オブ・エマラ」の方が攻めたデベロップ。
時代のニーズに合わせるってことなら、「ハダラ」で正解なんだろうけど、ハンスには時代を作ってほしい!