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でっかい馬鈴薯

評価:4/10

1990年ごろの農場経営ゲーム。

芋を育てて、売ってお金を儲ける。

芋には3種類あって、需要よりも多く売られると価格がさがり、需要よりも少ないと価格があがる。

このゲームの特徴は

・芋の売り買いを全員が同時に紙に書いて決定する。

・ただ、お金を儲ければ良いだけじゃなくて、環境のことも考えないといけない。(農薬や肥料ばかり使ってられない)

「原始スープ」と同じ作者らしく、それっぽいシミュレーションは見事。

ただ、「原始スープ」の比にならないほど処理が煩雑。

終始、サマリシートと、にらめっこしながらプレイすることになる。

この煩雑さが、僕には大きなマイナス。

同時プロットとか、個人ボードとか、借金が当たり前の金銭感覚とか、時代を先取りしている要素は多くて中々興味深い作品。

Published in ボードゲーム