片言での交渉。
クニツィアの初期作品。
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交渉によるセットコレクションなのだが、交渉の方法がかなり限られている。
手番プレイヤーは「〇〇くれ」っていうか、「〇〇やる」っていうことしかできない。しかも一回だけ。
それに対して、他のプレイヤーも同じ文法で「〇〇くれ」とか「〇〇やる」って言い返す。こっちも一回だけ。
で、手番プレイヤーが良いと思ったプレイヤーとカード交換を行うことができる。
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交渉の方法を絞ってくれているので、初心者向けなのかな?と思ったが・・・
逆!
「何がほしいの?」と聞けないので、他のプレイヤーがほしいものを覚えておかないといけない。
「何をくれるの?」と聞けないので、他のプレイヤーがいらないものを覚えておかないといけない。
これが大変しんどい。
この不自由な交渉は、言葉が通じない民族同士の交渉を再現しているらしい。
なるほど・・・
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他の交渉ゲームとは一線を画すプレイ感。