オーストラリアを舞台に、ブースタードラフト+紙ペン。
「タイニーエピック」シリーズのデザイナー。
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カード7枚でブースタードラフトしながら、マイシートにチェックを付けていく。
カードには「場所」「動物」「アクティビティ」等の要素があり、「場所」は早取りボーナス、「動物」はペアを作る、「アクティビティ」は同じものをたくさん集める等々の得点形式がある・・・
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カード総数は28枚で、4人プレイだと全てを使うことになる。
同じことを5ラウンド繰り返すだけなのだが、同じカードを2枚とるとちょっと損っていう味付けが上手くて、ラウンド毎に変化が生まれて面白い。
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また、最初にピックする1枚はブーメランカードとなり、チェックの対象とならないが、最終的に1枚回ってきたカードがブーメランカード以上の数字だと、ブーメランカードの数字が得点となる。
小さなカードを選ぶとローリスクローリターン、大きなカードを選ぶとハイリスクハイリターンとなる。
このブーメランボーナスを取れるか否かは、正直狙えたもんじゃないのだが、ブースタードラフトにおける「カット」の役割として上手く機能している。
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細部まで気の使われた作りで、大量に発売されている紙ペンゲームの中でも光るものを感じた。