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ブーメラン

評価:6/10

オーストラリアを舞台に、ブースタードラフト+紙ペン。

「タイニーエピック」シリーズのデザイナー。

カード7枚でブースタードラフトしながら、マイシートにチェックを付けていく。

カードには「場所」「動物」「アクティビティ」等の要素があり、「場所」は早取りボーナス、「動物」はペアを作る、「アクティビティ」は同じものをたくさん集める等々の得点形式がある・・・

カード総数は28枚で、4人プレイだと全てを使うことになる。

同じことを5ラウンド繰り返すだけなのだが、同じカードを2枚とるとちょっと損っていう味付けが上手くて、ラウンド毎に変化が生まれて面白い。

また、最初にピックする1枚はブーメランカードとなり、チェックの対象とならないが、最終的に1枚回ってきたカードがブーメランカード以上の数字だと、ブーメランカードの数字が得点となる。

小さなカードを選ぶとローリスクローリターン、大きなカードを選ぶとハイリスクハイリターンとなる。

このブーメランボーナスを取れるか否かは、正直狙えたもんじゃないのだが、ブースタードラフトにおける「カット」の役割として上手く機能している。

細部まで気の使われた作りで、大量に発売されている紙ペンゲームの中でも光るものを感じた。

Published in ボードゲーム