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マルティニーク

評価:5/10

アブストラクト+推理。二人用。

こんな不思議な組み合わせで、しかも二人用。

完全に思い付きの産物かと思いましたが、意外と良い。

前半と後半にわかれている。

前半では

「シュガーグライダー」と同じように、居たマスの数字の歩数だけ移動して、移動元のタイルを獲得。

そうやって、宝の居場所のヒントを探したりアイテムを集めて得点を得る。

アブストラクトっぽいが、得点獲得のための目標セットがランダムで入れ替わるし、妨害は難しいので、そこまでガチではない。

後半は宝の居場所を予想していく。

といってもやることはシンプルで、宝がある!って思う場所にえいやっと自分のコマを置いていくだけ。

自分が置いた位置が相手のヒントにもなってしまうので、慎重に。

で、どちらかのプレイヤーが宝の位置を当てられたら、そのプレイヤーの勝ち。

どちらのプレイヤーも当てられなかったら、前半で獲得できた得点勝負。

ルール読んだ時点では、この勝利判定が、えらい雑だなぁと思ったのだが、そこまで雑でもない。

明らかに得点で勝っているプレイヤーは、宝の場所を当てる必要がないので、絶対に無いと分かっている場所に置いたりして相手をかく乱することができる。

感心するような部分はないゲームなのだが、憎めない何かがある。

でも、やっぱり詰めは甘い。

後半で二人とも外した時にも、得点要素があれば良かったかも。

Published in ボードゲーム