画商となって、様々な絵画を安く買って高く売る。
と言っても価値変動を見極める経済ゲームではなくて、絵画知識を学びながら手軽に楽しむカードゲームだった。
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「1900年以降でできるだけ大きな絵」みたいなお客さんの要望に最も近しい絵画を提供できたプレイヤーがお金を得ることができる。
そして、このお客の要望カードもプレイヤー自身が出す。
自分が出した要望カードなのに他のプレイヤーの絵画が売れちゃうことが結構起こる。
誰がどんな絵画を持っているかを記憶しておくことが大事なのだ。
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だが、そんな大事な情報は各絵画タイルに小さな文字でコチョコチョっと書かれているだけ。
アイコン化もされていない。
プレイアビリティ的にはダメダメなのだが、これは意図的なデザインだろう。
あくまで絵画を中心に据えたゲームなのだ。
絵画の知識を持っていれば、そんなコチョコチョ情報見る必要ないからね。
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ゲームとしてはかなり大味なのだが、色々な絵を見ながらキャッキャとプレイするのはなんだか楽しい。