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王と枢機卿

評価:8/10

言わずと知れたシャハトの傑作。

長らく絶版で、伝説と化していたが、日本語版発売によって広く知れ渡ることになった。

大昔に一回プレイしたことがあるのだが、その時はいまいちピンと来なかった。

10年ほど経って、改めてやってみるとエラい面白い。

ルールの根幹はシンプルなエリアマジョリティ。

1つのエリアに2種類のエリアマジョリティがあり、それぞれが配置数制限と言う1点で結びついている。

この結びつきが、このゲームの奥深さを生み出している。

重いプレイ感になりがちなエリアマジョリティを、手札3枚という少なさによってライトなプレイ感になっている。

初回プレイだと何が何やらわからないうちに終わっちゃうので、ぜひ2回連続でプレイしてほしい。

1プレイも程よく短いしね。

まだまだ、深みが見えそうな気がする。

Published in ボードゲーム