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アメリカ産業界

評価:4/10

大企業の経営者となり、様々な事業に手を出しお金を儲ける。

そのためには、法律すら操る必要がある。

各プレイヤーは「医療」「不動産」「デジタル機器」等、様々な事業の会社を持っている状態でスタートする。

ゲームはいくつかのフェイズを通して行われる。

まず、国民の要望を決定する。

手番プレイヤーは山札から1枚めくる。

それが気に入らなかったら、お金を払って2枚目をめくる。

それも気に入らなかったら、更にお金を払って3枚目をめくる。

気に入ったのが出るか、お金を払いたくなくなったらそれまでにめくった要望カードの中から1枚を選ぶ。

その要望カードに描かれた事業の持ち主は収入を得る。

他のプレイヤーも、手番プレイヤーへ賄賂を渡すことで自分に有利な要望カードを選んでもらうことができる。

まぁ、大体相場は双方の儲けが半々になるぐらいに落ち着くのだが、ここで気を付けないといけないのは、賄賂のやりとりを黙ってみている他のプレイヤー。

このプレイヤーもその事業を持っている場合、賄賂なしで旨みだけ得ることになる。

黙ってるやつが一番得するって言う・・・悲しいことになったりします。

で、8枚の要望カードが決定したら、次は法案の公開と大統領の決定。

大統領になると、新たに追加される法律を3つ決められる。

立候補者はマニフェストを掲げて、他のプレイヤーにアピールする。

アピールが終わったら、投票。

投票に使われるのは金!

こんなことを4周やって、一番金持ちが勝利。

基本の流れは良いのだが、法律カードにテキストびっちり!

そして、法律にそこまで影響力はないっていうね・・・

国民の要望決定時の賄賂のやり取りの方が大事。

でも、このやり取りも下手すると第三者が得しちゃう・・・

かといって、慎重にやりすぎると著しくプレイテンポを損なうしね・・・

システムを楽しむって言うよりはテーマや雰囲気を楽しむゲームっぽいね。

政治経済好きでテーマ重視派向けなのかな?

僕はどちらでもないのでアレでした・・・

Published in ボードゲーム