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ニ枚目が好き

評価:7/10

列の4枚目を置くとカードを取る。

シュタウペのエッセン新作。

カード構成は、1~89が7色に分配されている。

変形「ニムト」ルールでカードを獲得して、同じ色のカードを2枚ずつ揃えることを目指す。

でも、同じ色を3枚集めちゃったらバーストでマイナス点!

ベースはシンプルなのだが、細かい調整で完成度を高めている。

ポイント1はカード枚数。

バーストせずに終わるのはかなり難しいバランスになっている。

みんなが上手く回していると、どこかしらで1回バーストを起こさなくてはいけないバランスになっていて、その判断が痺れる!

ポイント2は手札補充のタイミング。

最初手札8枚で、プレイしても補充はしない。

手札が2枚になったらようやく手札を8枚まで補充。

これによって、補充毎に次の補充までの計画をたてる必要性がある。

その場その場でカードを選んでいると、手札3枚の時に大事故に・・・

ポイント3はボーナス。

「最初に7色揃えたプレイヤーは10点、以降、7点、5点、3点と下がっていく」っていう早取りボーナス。

バーストの危険性とこの早取りボーナスのバランス取りっていう面白さ。

「ゲーム終了時に7色揃えていると10点。6色だと5点」っていう最終ボーナス。

終盤バースト時の大失点と相まって終盤の大逆転を夢見ることが出来る。

とにかく終始苦しい。けど、楽しい。

ゲーマー向けっぽい印象は受けるけど、ゲーム慣れしてなくても、それなりに楽しめそうな気がする。

多分、今期アミーゴの中では一番良い。

Published in ボードゲーム