シンプルなピック&デリバー。
ワレスのスペースカウボーイからの新作。
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資源を生み出して、その資源を建設現場まで運んで、建物を建てる。
誰かが建物を5軒建てたら終わり。
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手番では2アクションポイントを使ってアクションを行う。
・開拓者駒を置いて資源を生み出す。
・建設現場タイルを置く。
・草原タイルを置く。
・資源を運ぶ。
・建物を建てる。
の5種類。
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ゲームの流れ上、必要最低限のアクションしか用意されていない。
草原タイルが線路みたいな役割をするのだが、方向性がないので思考はシンプル。
アクションポイントを少なくしていたり、とにかくライトにプレイできるようにという意図が感じられる。
ピック&デリバーは「めんどくさい」って印象を持つことが多かったので、この調整は大歓迎。
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シンプルにまとまっているのだが、ほぼ公開情報のゲームなのでアブストラクトっぽい。
ゲームのシステムは全然違うけど、なんとなく「バロニー」っぽい雰囲気。
足の引っ張り合いというよりは互いに得をするWin-Win関係を築いた方が良いように調整されているのは平和で好き。
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ワレスの重苦しい雰囲気をライトに調整してくれていて、とても良い。
ただ1つ引っかかる点がある。
ルールを読んだ段階で感じたのだが「先手が有利」。
実際、3回遊んで3回ともスタートプレイヤーが勝っている。
これが偶然であれば良いんだけど・・・