ポセイドン 対 航海者たち。
翻弄するポセイドンと翻弄される航海者たち。
「スコットランドヤード」みたいな1対多の対戦ゲーム。
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航海者チームは4色の船を中央の聖なる島まで到達させることを目指す。
対するポセイドンは、11ラウンドの間それを阻止する。
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同じ構成の海ボードをポセイドンと航海者チームに1枚ずつ渡す。
間に衝立を置いて、互いに見られないようにする。
ポセイドン側が真実の船の位置。
航海者側もスタート地点だけはわかるのだが、徐々にずれていく真実を予想しながら船を動かしていく。
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ポセイドンは各色2枚ずつの嵐と黒のワイルド嵐を3枚持っている。
ラウンド毎に1枚プレイして、対応する船を密かに隣接8マスのいずれかに動かす。
黒はすべての船を動かすことが出来る。
どの色の船を動かしたかは航海者はわかるが、どこに動かしたかは内緒。
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その後、航海者は各船を1マスずつ動かす。
その指示にしたがって、ポセイドンも真実の船を指示された方向に動かす。
その上で、その船が本当に止まっているマスの情報と周囲8マスに存在する島の数を航海者に教えてあげる。
「緑の島にいる。周りには2つの島が見える」みたいな感じ。
その情報を元に、航海者は船の本当の位置を推理するわけだ。
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嵐にのまれて、位置がわからなくなる航海者の心境を再現しているわけだ。
今回、ポセイドン役だったので、どれぐらい翻弄されるか体感できなかったけど、2隻ぐらいは場所を追えるけど、他の2隻はピンときて無くて、まるっきり逆の方向に突き進んでいる船もいた。
ただ、最終的には上手く調整して最終ラウンドで3隻ゴールされてしまった。
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慣れてくるとポセイドン不利になりそうな予感はあるけど、ポセイドン有利になるバリアントが3つ、航海者が有利になるバリアントが2つ用意されている。
海ボードも4種類用意されているのでリプレイ性はバッチリ。
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コロヴィーニらしい、時代に流されず古臭い、それでいてオリジナリティのあるゲーム。