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ケーキを食べればいいじゃない

評価:5/10

フランス革命テーマのドロドロ交渉ゲーム。

「キングイズデッド」作者の新作。

4つの役職+1つの汚名を投票で決め、役職に就いたプレイヤーは、そのアクションを実行できる。

役職は

・委員長

・革命の敵

・ギロチンオペレーター 

・長官 

・食料検査官 

委員長は投票のタイブレイカー + 名誉獲得。

革命の敵は投票ではなく名誉メダルの所持数で決定され、自分のポーンがギロチン前に移動。 (最下位が同数の場合は投票で決める)

ギロチンオペレーターは革命の敵を殺すか殺さないかの決定権。 殺さないと名誉を失うので基本的に汚れ役。

長官は(ケーキ、将軍)の分配係。 

食料検査官は長官によって分配されたケーキを獲得できるかできないかの決定権。「ケーキを獲得できない」を選択すると名誉を失う。

ケーキを規定数集めるか、誰かのポーンが全滅で終わり。

投票システムがちょっと変わっていて、自分以外のプレイヤーを指定するカードを1枚ずつもっているのだが、
使ったら捨て札に行き、全部を使い切らないと回収できない。

選択肢が徐々に減っていくわけだ。

あと、ギロチンで殺されたプレイヤーは3名誉+1将軍を獲得できるので連続してやられにくくなっている。

将軍を使うことで、投票のやりなおしやら、ケーキの先取りやら、投票せずに役割決定が可能。

あと、将軍所持数が単独最多だと「革命の敵」に絶対ならない。

ここに自由交渉が入ってくるわけだが、強制力がない!

ルールで縛りを入れてくれているとはいえ、基本ドロドロの交渉ゲーム。

「イントリーゲ」系だ。

こういうのが平気なプレイヤー同士で楽しもう。

Published in ボードゲーム