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イングランド人の血

評価:6/10

童話「ジャックと豆の木」がテーマの二人用。

1人がジャック、もう1人が巨人となる非対称ゲーム。

カードは1~9の豆の木カード×4、3種のお宝カード×2、4種の巨人カード×2。

これらを10枚×5列に並べる。

ジャックは

「先頭のカードを別の列の先頭に移す」

「最後尾のカードを同じ列の先頭に移す」

「先頭のカードを自分の手元列に移す」

「最後尾のカードを自分の手元列に移す」

を3アクション

巨人は

「先頭4枚を別の列の先頭に移動」

「任意の場所の豆の木カード1枚を除去」

を1アクションするか

「先頭のカードを別の列の先頭に移す」

を2アクションする。

ジャックの手元列は昇順に置かなければならない。

6枚重ねると7枚目に宝カードを置いて宝を獲得したことになり、新たな手元列を始められる。

ジャックは3種の宝を集めることを目指し、巨人はそれを阻止するか巨人カード4種を並べることを目指す。

これらの選択肢が上手く設定されていて、状況に応じてどちらかがジリ貧になるようになっていて、どこかで決断を下さないとイケナイようになっている。

1回遊んだ感じだと巨人が有利な気がしたが、ジャックも長期戦を見据えて戦えば戦える気がしている。

システム的には上手くできているが、完全情報のアブストラクトなのでしんどいゲーム。

Published in ボードゲーム