ユニークカード20枚の、ミニマルゲーム。
リーネックの去年のエッセン新作。
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4枚の手札からカード1枚を自分の前に出してカード効果を解決。
1周したら一番大きい数字を出したプレイヤーがリードとなって新たな1周を始める。
手札補充は無いので、4周して手札を出し切ったらラウンド終了。
ラウンド中に自分が出したカードに示されたトークンを獲得する。
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これを4ラウンドやって、獲得したトークンから得点を得る。
各トークンの価値は、最終的に場に残った同種のトークンの枚数。
場に沢山残れば、1枚当たりの価値が高まるし、場に1枚も残らなければ完全な無価値となる。
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この基本システムに、様々なカード効果が作用してくるわけだが、主軸となっているのは「抹殺」。
例えば、「暗殺者」カードを出すと、場に見えている「王」か「女王」を抹殺できる。
抹殺されたら、そのプレイヤーの「全ての」カードが抹殺されてしまう!
終盤の抹殺合戦は、一か八かなので緊張感がスゴイ。
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カード枚数が少ないので、他プレイヤーの手札を予想することが大事になってくる。
ラウンド開始時の2回のカードドラフトだったり、カードの背景色を2色に分けていたり、予想がしやすいように工夫されている。
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「ラブレター」の影響を受けたと思われ、プレイ感も近い。
能力は複雑になっているので手軽さは失われているが、展開の幅は広そう。