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進撃の巨人:ザ・ラスト・スタンド

評価:6/10

アニメ「進撃の巨人」をボードゲーム化。

1人の巨人 vs 複数の調査兵団。

ボウザ作。

巨人がアクションを2枚プロット。1枚は表で1枚は裏。

それを見たうえで、調査兵団は各自ダイスロール。

気に入るまで何度でも振りなおせるが、巨人の目が出たら巨人に渡さないとイケナイ。

気が済むまで降りなおしたら、巨人は受け取ったダイスを使って(プロットしたのとは別の)補助アクションを実行できる。

巨人が使用したダイスは再び調査兵団に戻され、1回だけロールできる。

そのあと、

巨人が最初にプロットしたアクションの実行。

「調査兵団にダメージ」「巨人の体力を回復」「市民を食べる」等々・・・

調査兵団はこれを阻止するためにダイスを消費しても良い。

最後に、調査兵団は余ったダイスで「駒の移動」「巨人にダメージ」等を行う。

この時、場に1枚めくられている戦略カード通りの位置取りで指示されたダイスを出せれば強力なアクションを繰り出せる。

調査兵団は「巨人を倒す」ことができれば勝利。

巨人は「調査兵団1人を殺す」「市民を食べつくす」「砲台を全て壊す」のいずれかで勝利。

アニメのゲーム化としては、上手くいっている気がする。 

特殊効果はそこそこあるのだが、まとまっていて無駄が無い。

こういう調整の上手さはボウザの手腕だろうか。

テーマ派はアクション効果にバリエーションを付けたい、システム派はごちゃつかせたくない。 

これの上手い落とし所を見つけられている気がする。 

あと、なんといっても立体コンポーネント。

立体機動や巨人の恐怖感の再現度も十分!

写真映えする!

ボードゲームもインスタ映えを気にする時代か?

Published in ボードゲーム