古代エジプトの首都メンフィスが舞台の重量級ゲーム。
「サビカ」と同じシリーズの第2弾。デザイナーも同じ。
基本システムはワーカープレイスメントなのだが、少し変わっている。
マイボード上にワーカーが3体あり、それぞれにアクションタイルが1枚ずつ紐づいている。
まず、マイボード上のワーカーをメインボード上に配置する、この時起動するのはそのワーカーと紐づいたアクションタイルのアクション。
ワーカーをメインボードに配置していると、配置済みのワーカーがスライドさせることも出来るようになり、そうしてようやく、メインボード上のアクションを実行できる。
あと、マイボード上の空になったスロットにアクションタイルを補充するのにも手番を使う。これによって、次ラウンドのアクションを決定することになる。
非常に綺麗なシステムで、程よい制限と自由度を両立させている!
アクションは「ミイラの埋葬」「供物の奉納」「ピラミッドの建設」「船トラックの移動」「スフィンクスの建設」の5種類。
色んな得点形式があって、ラウンド毎に獲得。
「サビカ」同様、完成度が高く面白い!
ルール量は多めだが、構造がまとまっているので頭から抜けにくい。
わかりやすさで言えば今作だが、深みって意味では「サビカ」の方が上かも。