塗り替えが横行するダイナミックな陣取りゲーム。
2013年発売。
ランダムな地形カード4枚を手札として持つ。
それとは別に、各自、同じ内容のファミリーカード4枚を公開手札として持つ。
手番ではいずれかのカード1枚を場に配置し、手札4枚に補充。
地形カードは、そのカード自体と隣接する同じ地形グループ全てを自分の領土と出来る。
ファミリーカードは強力!そのカード自体と「周囲8枚のカード」「上下左右4枚のカード」「斜め隣接4枚のカード」「周囲のいずれか1枚のカード」を自分の領土と出来る。
これを繰り返し、山札底付近の終了カードが引かれるとゲーム終了。
自分の一番大きな領土グループを構成するカード枚数が得点となる。
最初は盤面が狭いので特に理由のないやったやられたを繰り返していて「大味なゲームだなぁ」と思ったのだが、最終的に1つの領土グループしか得点にならないので自然とライバルとなる相手が決まっていく。
内陸のカードは塗り替えにくいので、それを狙って早めにファミリーカードを使うか、終盤の戦いに備えて温存するか。
各地形カードは4枚ずつしかないっていうのは重要な情報なので、最初に説明した方が良いだろう。
バチバチの殴り合いのゲームなんだけど、短いゲームなので険悪にならない。
ルールもシンプルだし、もうちょっと話題になっても良かった気がするんだけど・・・
今発売されていたなら、どこかからシレっと日本語版出てもおかしくないゲーム。