絡み合った板カードが惑わせてくるバランスゲーム。
オインクゲームズ。
形状の異なる5人の人駒が置かれている。
手番ではこの中から1人を取り、新たな板を配置してそれの上にさっき取った人を置き、さらに自分の宝箱も置く。
崩したら、落ちた他プレイヤーの宝箱をペナルティとして受け取る。
「新しく置く板は既存の板に触れないとイケナイ」っていうルールが秀逸で、これによって板同士が複雑に作用しあった読みにくい状況が構築されていく。
ぱっとみ大事じゃなさそうな駒が大事だったり、大きい駒が意外と抜き取れたりする。
だいたい大崩壊で終わるのだが、この崩れ方もフィナーレにふさわしく、かといってうるさすぎない絶妙な崩れ方をしてくれる!
もう流石にバランスゲームで感心させられることは無いかと思っていたが、その気持ちを塗り替える傑作。